2017年1月1日。新しい1年が今日から始まるということで、これから基本的に毎営業日思うがままにコラムを書いていく。自分の気持ちを素直に言葉にすることによって、言葉で発信する力を高めていくのが目的だ。それでは、始めていこう。
「学問とは手段であり目的である。」
これは私が常に自分に言い聞かせ、生きていく上で指針にしている言葉だ。今取り組んでいること(本を読むことetc)はあくまでも何かを達成するための手段でしかない。一方で、何かを達成すること(学会発表etc)も将来の何かを達成するための手段でしかない。だから、学問というものは死ぬまで続いていく。
ただ学問を究めれば極めるほど自分の世界は広く、面白いものになっていく。学べば学ぶほど、「人と過ごす時間が最高に楽しく、イケてるもの」になっていく。
実は、この「人と過ごす時間を最高にイケてるものにする」というのが、私の生きる意味だ。これを達成するために私はひたすらに学問に取り組む。そして、1つの最高にイケてる人と過ごした時間は次の最高にイケてる人と過ごす時間に繋がっていく。私はそう信じている。だからこそ、学問は止められない。
しかし、また、学問とは何か。ひたすら本を読むことか。ひたすら暗記することを言うのか。いや決してそれだけが学問ということではない。ありとあらゆることが学問だ。私はそう定義する。例えば、映画を見ることも、友人と最近話題の情報を交換することも学問だ。スポーツをすることだってそうだ。
Youtube をひたすらに見て、時間を無駄にしてしまったなと思うこともあるかもしれないが、それも学問だ。Youtube を見るだけでも、様々な情報を手に入れることができる。そのことによって、その後会う人とその見た動画に関して、会話が生まれるかもしれない。それって、嬉しいことじゃないか。楽しいことじゃないか。だからもっと胸を張って、堂々と自分がインプットしてきたことを思えばいい。
とまあつらつらと書いてきたわけだが、この1年は特に「俺は学問をしているんだ!」という意識を常に持って生きていきたい。この1年は自分にとって、非常に大きな意味をもつ1年になるはずだ。だからこそ、目先のことにとらわれず、何のために今これこれをしているのか、今していることの本質は何なのかを常に考え、前に進んでいきたい。
1月1日。今日はこの機会に福沢先生の「学問のすすめ」に原点回帰し、また生き方の基礎を増強していこう。それでは。