太陽より熱い少年たち![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited005_heading_underline.png)
オンユの今
今まで数多くの舞台をこなしたあなたもミュージカルの初日には少し緊張しますか
〈タイヨウのうた〉の初日はプレッシャーがとても大きくて緊張せずにはいられませんでした。他の俳優たちは1ヶ月半くらいの練習期間を持ったんですが、僕は3週間だけだったんです。
SHINeeの活動とミュージカルの準備を並行しなくてはなりませんでしたよね
自分をものすごく奮い立たせました。それでも観客のいる舞台は本当に久しぶりです。特にミュージカルは観客がいてこそ感情を一緒に積み重ねていけると思います。
〈兄弟は勇敢だった〉をはじめとして4本のミュージカル作品を経験しました。ミュージカルの舞台でオンユの存在感を表す方法は
ミュージカルは現場性が強いので即興的な状況に備える面白さを感じます。たくさん考えておけばそれだけ試してみることもできるんです。いろいろな挑戦を続けることになります。
そんな変化は舞台上でなされるんですか
舞台裏でたくさん準備します。与えられた場面ごとに100個の違う演技もできるものですから。必ずやることとやらないことを決めた後、残りは舞台上で柔軟に変えます。
舞台で複数人が息を合わせることにはすでに精通していると思いますが
必死に準備した舞台を複数回やっていると少しずつ体がほぐれる、少しほぐれた状態でも上手くなる時が来ます。その時は本当に全てが見えます。現場の状況と雰囲気が全体的に感じられるんです。そういう経験が複数人が共にする舞台をこなす時、力になる気がします。
ヨンジェとウォンピルの舞台も観たことがあるのか
開幕が先週だったんですが、各キャストごとに最初の公演を1、2回以外は全て観ました。ヨンジェが演じるハラムは少年らしさがあります。舞台に登場して'ハハッ!'って笑うだけでも、その爽やかさが脳裏に深く刻まれるほどです。ウォンピルはとても繊細です。どの音をどの高さまで上げて、どんなリズムで進めていくのかまるで考えておいたみたいに歌うんですよ。物語を自分のナンバーの中に全て描き出しながらすごく自然に演じています。
オンユの'オンハラム'はどうですか
もう少し自由って言うんですかね。組み立てられたままにはあまりしません(笑)本当に一生懸命考えて準備しました。その結果若干の準備を得た気がします。
歌う時に最も入り込んでしまうナンバーは
1つ選ぶなら12番。'特別な君'です。舞台に1人で立ったハラムがヘナの部屋を見ながら歌います。スピーカーから僕の声だけ聞こえるんです。このナンバーだけは客席を見ずに1人で想いに耽って歌います。
〈タイヨウのうた〉は全世界でリメイクされ愛されました。この物語で個人的に一番好きな部分は
この物語に込められた、全てを包み込んで抱きしめる気持ちです。
オンライン公演を観て歌声から18歳の少年であるハラム役にぴったりだと感じたんですが、同じことを思っている観客がたくさんいます。'青春'という言葉が似合うという言葉はどんな感覚ですか
SHINeeはデビューの時から'お姉さん'を叫んできたじゃないですか。SHINeeが明るい歌を歌う時に発する爽やかさを今まで感謝しながら上手く使ってきました。今僕は33歳ですが18歳の少年であるチョン・ハラム役で舞台に立っているように。少し美化して見てくださっているので僕は嬉しいです(笑)
ハラムを演じながら久しぶりに制服を着ました。学生時代のあなたは
自分しか知りませんでしたね。高校2年生から練習生生活を始めました。あの時は自ら世界に背を向けたんです。学校に行ったらただ寝ていました。誰とも話さず、1人で行動して、ご飯食べて。練習していて寝る時間も足りなかった頃なんです。本当に大変だったので…。もしかしたらエネルギーを備蓄する自分だけの方法だったのかもしれません。
いつかオンユの青春を描く時に必ず必要なキーワードは
彷徨う?必ず入るはずです(笑)それから周りの人たち。僕はよく振り回されるタイプなんです。周りの知人たちは僕にとってものすごく重要な存在です。
ハラムは難病にかかったヘナにとって癒しそのものです。あなたはどんな癒しを与えるタイプか
その人はすでに僕が思うよりずっと大きな力を自ら出しているでしょうから。ただ隣にいてあげるのが最善でしょう。心を尽くして尊重しながら線を守るのも癒しだと思います。
最近オンユにとって以前はなかった挑戦だと感じられることは
今みたいに本当の話をすることです。以前だったらただ笑って言えることでインタビューを終わらせていたと思います。だけど今は何を言っても心が込もっていて、自分に堂々としていられたらと思っています。本物になりたいです。