皆さんは、このニュースをご存知でしたでしょうか?
「山口達也氏の活動再開」
オイラ、全然知りませんでした。
このニュースを知ったのは、このポスターから。
「クリスタルアージョ文化ホール」ってのは、広島県の安芸高田市にある市民文化センターの事です。
安芸高田市役所の隣にあります。
…
「広島県で山口達也氏が講演会を開く」
このニュース、皆さん知ってましたか?
オイラ初耳です!
なお講演会のテーマが「ゼロからの再出発~依存症と共に生きる」である以上。
この「山口達也」氏は、同姓同名の別人ではなくて。
「元・TOKIOの山口達也」氏である事は、疑いようもありません。
…活動再開、してたんか?
で、オイラは、まずこの講演会について調べたんですが。
もっとも確実なのは「中国新聞の報道」。
オンライン版だと「6月12日」の日付が確認できます。
…6月の新聞はまだ捨ててなかったので、探してみました。
あったあった!この記事だ!
…ていうか。
これじゃ見逃すよね…
ていうか、オイラこの日のこの新聞のこのページ実は読んでて。
この、隣の記事なんですが。
「備後西城駅舎 活用広がる」
オイラ、こっちの記事は読んでたので。
備後西城駅に行ったんですよ!
…まさかその隣に山口達也氏の記事があるとは、気が付きもしませんでした。
ちなみに、この講演会の申し込みは「6月21日」までなので、既に申込期限は過ぎています。
残念でした。(オイラも、申し込んでみたかったな…)
…ただね。だからこそ。
「この講演会を聴講したい」という方は、かつての氏の社会的影響力を鑑みるに、希望者は多数に及ぶと思われます。
定員650名、恐らくは抽選でしょう。(入場無料です)
一方で。
山口達也氏の活動に対して、批判的な意見も多数あると思われます。
実際情報を検索していて、そういう意見は、すぐに引っかかってきます。
で、山口達也氏の活動をマネジメントしている会社のHPは直ぐに見つかりました。
「株式会社 山口達也」
言ってしまえば「個人事務所」です。
そして、このHPの一番上にある宣言が、目を引きます。
【私がこの度患っている「アルコール依存症」は、完治しないと医師に宣告されました
この病気と一生付き合っていこうと決めました
この病気を克服する方法はただ一つ。
「アルコールを一生に一口も飲まない」事です】
この宣言は、オイラの心を強く揺さぶります。
…というのは、オイラ自身も「大酒のみ」すなわち「酒を愛している」からです。
酒をこよなく愛するオイラからすると「山口達也氏の、酒への絶縁宣言」は、とてつもなく悲しく響きます。
酒に関する有名なことわざがあります。
『酒は百薬の長』
適量のお酒は、気持ちを解きほぐし、愉快な気持ちを生み出します。
気心知れた友と酌み交わす酒の楽しさは言うまでもなく。
旅行先の見ず知らずの土地で酒を嗜み、そして初めて同席する地元の常連の方々と酌み交わす『一期一会の酒』の、なんたる痛快な事か!
(こういう時は吉田類さんにご登場願いましょう!)
…
ここでこういう動画を上げるとね「不謹慎だろ」!って思われる方もいるかもしれません。
しかし。
お酒と付き合う、ってのは、こういう事なんです。
…
吉田類さんは、仕事でお酒と付き合ってます「酒場で収録やってる」んだから。
そこん所「セルフコントロールが、出来ている」。
(撮影スタッフも分かってるんでしょうね「呑んでからが本番だ、吉田類さんに任せよう」みたいな、酒場の感じ。)
こうしてみると、凄い方です吉田類さん。
…
…そして一方で。
極めて残念な事ですが。
山口達也氏は、もうこの世界に立ち入ることは、決して許されない。
「まあちょっと、そんな固い事言わずにまずは一杯」などとこちらから誘っても、いけません。
…
これは。
大酒のみのオイラなので、何となく気が付いていたんですけれども。
山口達也氏は、酒絡みで2回事件を起こしています。
最初の事件の報道を見ていた時に思ったんです。
「ちょっと尋常な酒量じゃあ、ない」、と。
お酒のことわざに、もうひとつあって…
【酒は飲んでも 飲まれるな】
…山口達也氏の場合は「酒の飲み過ぎで 魔物に呑まれてしまった」、と言えるかも、知れません。
「お神酒」というものがあります。
古代日本においては、お酒は気分が高揚する「不思議な飲み物」と捉えていまして、だからこそ、この飲み物を「神様の領域に近づける、清らかなもの」として、お酒をまずは神様に捧げ、そのおさがりを頂く、という事をしていました。
…
…
…
色々、辛かったと思うんです「有名芸能人の立場」ってものは。
なんだけど…
それこそ「鉄腕Dash!」の企画で、色んな人とのご縁に導かれ。
美味しいものも一杯食べることが出来て。
番組の企画で沢山の資格も取れている。
それが有名芸能人なんだから!
じゃあ、仕事にまつわる辛い事も多々ありながらも、それ以上に、一般人には到底経験できない楽しいことも色々あったはずなのに。
それなのに何故「酒という魔物に呑まれたんだ?」
…
室町時代の随筆家、吉田兼好は有名な「徒然草」の中で、酒の事をこう説きました。
「百薬の長とはいえど、万(よろず)の病は酒よりこそ起これ」
これは、室町時代の方の御意見ですが。
しかし、今の令和の世にも変わらず通用するとオイラは思います。
(ちなみに、この吉田兼好のお酒に関する意見「徒然草 第百七十五段」は、現代でも十分に通用する文章でありまして、このブログをここまで読んでさらにお暇があるようならば…一読して頂きたいかと思い、リンクを掲載しておきます。)
徒然草 第百七十五段 (tsurezuregusa.com)
「アルコール依存症といういわば現代の『心の病』も、酒が引き起こす病のひとつ」
それは、今も昔も、変わらないようです。
…
…
…
最後になりますが。
オイラ自身、こうして意見を書いているのは…
「山口達也氏を、全力で応援したい」からです。
…「アルコール依存症」というものは、これほどまでに残酷で、恐ろしい病気なのである、と。
で。あれば。
その病魔と闘うべくして立ち上がった山口達也氏を、オイラは、応援したいと心から思っています。
…
…
…
しかし、今後のオイラのブログでは…
相変わらず。
「どこそこで酒を吞んだ」というブログは、頻繁に更新する覚悟であり。
残念ながらそういう意味では「山口達也氏」の活動方針とは、相容れない。
その辺は、ご理解いただきたいのです。