カープファンの皆さんこんばんわ。
プロ野球はいまだキャンプの調整段階なのでしょうけども…
サッカーの方はもう、開幕モードに突入しております。今週の土曜日がJリーグの開幕戦。
そして、我らがサンフレッチェ広島は今季、開幕前にもう一仕事あったりします。それは…
「ACL(アジア・チャンピオンズ・リーグ)」
アジアのサッカー・クラブチームが集まって、アジア最強のチームを決める「国際大会」。
昨日、ACLの出場権をかけての試合があったのです。
対戦相手はタイのチーム「チュンライ・ユナイテッド」。
この試合に勝てば、ACL本選への出場権を得ることが出来ます。
プレーオフとは言っても、「国際試合」です。是が非でも勝ちたい。
オイラは、満を持して「広島広域公園陸上競技場」に向かいました!
(普段は「エディオンスタジアム」と呼ばれている競技場なのですが、国際大会ゆえに「ネーミングライツ」は使用不可!あくまでも正式名称の「広島広域公園陸上競技場と呼ばねばならないのです!)
人がおらん( ;´Д`)
…ご覧の通りの悪天候。
それに加えて「広島広域公園陸上競技場(ネーミングライツにより普段はエディオンスタジアムと呼ばれている競技場)」のアクセスの悪さが露骨に現れております。
あ~!もう!
中央公園に決まったんなら市内のど真ん中にとっととサッカー場作れってんだ!!!
これ国際大会だぞ!タイの人がこの光景みてどう思う!
場所が悪すぎるんじゃ!!!
(そして宇品に作っとったらこれの二の舞になる所だったってわかっとるんか市長!!!)
…失礼いたしました(*ノωノ)
英語表記・英語アナウンスが使用されるガチの国際大会。
しばらくACLから遠ざかっていたサンフレだけに、久方ぶりだなぁ。
ただ!この試合はあくまでも「プレーオフ」です!この試合に勝って初めて「ACL本選」への出場を果たすことが出来る…
まずは必勝あるのみ!
サンフレッチェとしては、今年初めてのホームでの試合になります。
国際大会うんぬんを抜きにしても、絶対に勝ちたい。
それにしても…
今年から導入された「バックスタンド指定席」。
この席に座ったオイラ、正直言っていいですか?
「使い勝手の悪い事この上ない!!!」
元々長椅子の自由席だった所を、無理やり背もたれ付きの個別シートに改造しちゃtったんです。だから通路が狭いのなんの。通り抜けにも苦労する始末で、真ん中の席に座ろうものなら途中でトイレに行くのもはばかられます。(真ん中の席に座った体験者は語る)
まぁ、新設されたばかりで、使い方に慣れてない、というのもあります。
そのうち、慣れるでしょう…
でも、この席に慣れた頃には、新しいサッカースタジアムが今の中央公園の所に出来てるはずです。
…
だから早くにサッカー専用に設計されたスタジアムを(市内中心部に)作っときゃ良かったんよ!
…失礼いたしました(〃▽〃)ポッ
新しく出来たばかりの「バックスタンド指定席」に腰を落ち着けて、始まった試合を見守ります。
まず。
山口での「対レノファ山口戦」と、この試合と。両方見てるオイラが感じた事は…
「今年のサンフレの試合を見るに当たって最も必要な事は『我慢』だ」という事です。
まず、試合中は、耐えなきゃならん。
試合内容、そして一つ一つのプレーに一喜一憂するのではなくて。あくまでも「最終結果」を見て、それからの判断を下したい。下さなければならない。
これを分かりやすく言うと。
「多少のミスは目をつぶれ」
「ほめてこそ成長がある」
これが難しい。
これが極めて難しいのですが…
あえて言おう。
「サンフレッチェ広島サイドは、自軍のゴールを最後まで守り切った」
0-0のスコアレスドローで延長戦突入。
延長戦でも決着がつかず、まさかのPK戦に。
オイラ、天皇杯において延長戦は見た事あったけど…
プロの試合で生でPK戦を見たのは初めてですよ!
これが国際試合・ACL。完全決着方式なのであります!(`・ω・´)ゞ
サッカーという競技の原点が、ここにあるのかもしれない…
緊迫したPK戦。チェンライ先行・サンフレが後攻でスタート。
動きがあったのは2本目。
チェンライ・2人目の選手が失敗。
3本目終了時。
チェンライは連続で失敗。一方でサンフレは3連続成功。圧倒的優位に立つ。
4本目終了。
チェンライは意地を見せて4人目の選手がゴールを決める。
一方でサンフレは4人目の選手川辺駿が決めれば勝利決定だったが…ポストに弾かれて失敗。勝負は、5人目に託された。
最終結果。
先行のチェンライがゴールを決め…
そして。
後攻のサンフレッチェ・松本泰志がゴールを決めて、試合は、ついに決着を見た。
最終スコア0-0。PK4-3。サンフレッチェの勝利。
もう、ここまで来たら、勝ち負けなんてどうでもいいっすよ。
まずは、最後まで戦い抜いた両チームの選手にエールを!
そして、対戦相手のチェンライ・ユナイテッドの選手たちが、オイラ達バックスタンドのサポーターに挨拶に来てくれました。
試合中は、正に鬼神の如き強烈なプレーを見せていたチェンライ・ユナイテッドの選手達でしたが…
試合終われば礼儀正しきその姿に思わず心打たれます。
試合に負けながらも感謝を忘れないその誇り高き姿。だからこそ、ACLプレーオフに勝ち残れたのでしょう。
素晴らしきチームかな、チュンライ・ユナイテッド。
そして、そんなチームに勝てたのです我らがサンフレッチェ広島。
ここは、素直に勝利を喜びたい。
しかし、だからこそ…
ACL本戦において無様な戦いぶりを見せる訳にはいかない。
チュンライ・ユナイテッドが見せた誇り高さの分までも背負って、我々は戦い抜かねばなりません!
…厳しい戦いになるのは分かり切っておりますが。
だからこそ、気合入れていきましょう!