アメリカンフットボールの日大選手の記者会見を見て、私の大好きな「責任感の麻痺」の章を思い出しました。

 

「監督、コーチの指示があったとはいえ僕がやったことは変わらない。

とても反省しています。

プレーに及ぶ前に自分で正常な判断をするべきだった」

 

彼は、自分の意志に従えなかった事を十分に反省しており、悔やんでいる様子がうかがえました。

早く立ち直り、これから貴重な人生を、有意義に幸せに送って頂きたい、と願います。

 

「命令に従っただけ」

これが、スポーツ界、政治、会社、様々な所で見られます。

一人一人が気をつけないと、人類が自己破滅してしまう、戦争にまで発展します。

 

 

 

以下、「地球人は科学的に創造された」 ラエル著  P221~抜粋

地球上の全生命を科学的に創造された、エロヒムからの大切なアドバイスです

 

 

できるだけ人々の責任感を麻痺させることが、地球の人々に自分の意志を押し付けようとする人たちの考えていることです。

彼らは、その理由をよく承知しているのです。

兵士は「何かのために」という大義名分がなければ、目の前の人を殺すことなどできないということを、彼らはよく知っています。

何か大きな目的のためでなければ、兵士は囚人を拷問にかけたりすることなどできないのです。

 

ある興味深い実験が、アメリカの科学者たちによって行われました。

まず彼らは、人々の心に潜む暴力性に関して、その実験の被験者のフリをする役者をいました。

次に新聞広告で、人間の脳の力を知るための実験ということで、参加者を募集しました。

 

集まった人たちは、いくつかのボタンのある机の前に、1 回につき1 人ずつ配置されました。

その机の前にはガラス窓があり、窓の向こう側には雇われた役者がいます。

机の上のボタンは何段階かに分かれていて、そのボタンを押すと、役者の身体に電流が流れる仕組みになっています。

机の前に座った人たちにはそのように教えられていたのですが、実際には、役者のほうが演技をしているだけなのです。

 

机の上のボタンは30個あり、左から右へ15ボルトずつ高くなり、15450ルトの電流が流れるようになっています。

同様に受けるショックも、弱・中・強・特強があると教えられていました。

 

役者は、ボタンから出される合図に従って、電気ショックを受けたように演技をするのです。

弱いショックに対しては、ただ軽いショックを受けたように振る舞い、中程度のショックには、何かを叫びながら飛び上がります。

次いで、もうこれ以上は実験を続けたくないと言って抗議し始めます。

さらにショックの強度が増してくると、椅子から離してくれと泣き叫びます。

そして最も強いショック、つまり450ボルトになると、彼は失神して死んだフリをするのです。

 

この机の前に座った人たちは、ガラス窓の向こう側に座っている人が、科学者の質問に対して間違った答えをした場合に、そのことを知らせるために電流を送る、と教えられています。

そしてこの科学者は、この異常に見える手段が、実は科学の、ひいては人間の進歩に大きく貢献するのだと言って、ガラス窓の

向こう側の人が苦痛のためにどんなに叫んでも、電流を流し続けるようにと勧めます。

 

この場合、ボタンを押して実験を見ていると思っている人が、実は見られているのです。

実験は、統計的資料を作るために何度も繰り返されました。

その結果、何人の人たちが、科学の進歩のためにという名目で、人を殺すのに十分な電流を流すかを知ることができました。

 

この実験は、その結果を比較するために、何カ国かにおいて実施されました。

この実験を行った科学者と心理学者の予想に反し、450ボルトの電流を流したのは、単に少数の精神異常者のみではありませんでした。

60パーセントの人たちは科学者の言う通りにし、演技をしている役者の訴えを聞くこともなく、電流を流し続けたのです彼がもう声を発することができなくなっても、そうしたのです。

 

この実験はヨーロッパ各国でも行われました。

そして450ボルトの電流を流した人たちは、全体の70 パーセントを超えていました。

最高はドイツでしたが、そのときの感電死殺人の責任を負うべき人たちは85パーセントでした。

 

……責任感の喪失が、権威に盲従することの最悪の結果である。…

 

忠誠心、義務感、規律……。

「これは、私たちが生まれつき持っている致命的な欠陥であり、このために、私たちの種が生き残る可能性は、遂には非常に小さなものとなる」

 

 これ以上に明白なことはありません。

 こうして、どのようにしてイエスが十字架にかけられ、または何千人もの人たちが、宗教裁判、宗教戦争や内乱のときに、あるいはナチスの虐のときに問され、殺されていったかがよく理解できます。

さらに、どのようにして実直な食料品屋や肉屋が、十字架の刑となり、魔女を焼き殺す人となり、または女性や子供たちを焼却炉へ送り込むS・S(ナチ親衛隊)となり得たかが理解できます。

 

 彼らは、すべて人類のために行動したと考えたのです。

最初の例では、自分たちの伝統をひっくり返そうとした幻想家を殺すことによって、その他の例では、自分たちとは違った生き方をする人たちを農作物の不作、伝染病、経済危機などの原因と見なし、その人たちを責めることで人類が救われると考えたのです。

 知恵遅れの人たちの中にこういう考えがあったとしても、それは許されます。

しかし政府が、こうした最悪の観念を用いて一般大衆を動機づけ、あるいは彼らの行動を正当化することは、絶対に許されないのです。

 

 地球の人々よ、用心深くありなさい。

そしていかなる行動を為すときも、それが人間の尊厳という、あなたの心の深い感覚に反する時は、それを行ってはなりません。

あなたの為そうとする行為から、あなたの責任を除去してしまうような、いかなる階級制度も拒否しなさい。

 

 多分、誰かひとりの責任者を見つけるでしょうが、実際に罪を犯したのは、この街の人たち全員なのです。

こうした殺人を防止するために、介入しなかった罪を負うべきなのであり、それは、ひとりの無実の人間を殺した罪でもあるのです。

 

 初期のキリスト教徒たちを、ライオンの檻の中へ投げ込んだ者たちも、命令を実行しただけです。

魔女を焼き殺した者たち、プロテスタントを虐した者たち、アウシュビッツのナチス党員など、みんな命令を実行しただけです。

島へ向かった爆撃機、ベトナムの村を焼き尽くしたヘリコプターのパイロットなど、すべて同じなのです。

 

 あなたがたには、瞬間瞬間に、二つの選択肢があります。

自分の行為に責任を持つか、または「無責任」になるかです。

しかし、どんな「無責任」者も、実は、その行為には責任があるのです。

なぜなら、その人たちはすべて、人類に対する罪を犯しているからです。

いつの日か、その責任を負わなければならないのです。

 以上のことを心に留めておきなさい。

 

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地球上のすべての生命は宇宙人によって科学的に創造された!

 『宇宙人によるインテリジェントデザイン論』

 

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