福井県、永平寺のVTRの中に、以下のような教えもありました。
食事は命を頂く。
ありがとうございます、頂きます、と
感謝の気持ちで頂く。
食材を差別してはいけない。
これは鶏肉だから牛肉よりも劣っている、とか
この部分は質が悪い、とか
決して食材を差別しないこと。
食材を差別することは、人種差別にもつながります。
と。
野菜の皮も、種も、全て捨てる事なく、利用する。
工夫して料理したり、ダシに使ったり。
なんて素晴らしいんでしょうか。
私も、食材を見る時の意識が変わりました。
私もこれまでは、食材の質などで、食材を差別していました。
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以下、「マイトレーヤ ～その教えの真髄～」 P１７～抜粋
ヒロシマ後５５年 ２００１年７月 イタリアのセミナーにて
「自分の敵を自分の友よりも愛すること、これが愛です」
近くにいる人たちを愛するのは、良い事です。
遠くにいる人たちを愛するのは、もっと良い事です。
イエスの時代に、近くにいる人たちを愛するのは、良い事でした。
というよりも、それは、緊急に必要な事だったのです。
なぜなら、人の命を何とも思っていない時代だったからです。
でも、現代になって、ようやく私たちも文明化しました。
それも、ほんの少しだけですが。
とはいえ、これは次の段階に移った事を意味します。
自分の個人的利益ということよりも、他人の利益を優先する、という建前の時代にはなったからです。
自分の遠くに住む人たちを、近くに住む人たち以上に、愛するべきです。
戦争をするのは、常に 「隣人を愛している」、と言っている人たちです。
彼らは、自分たちの側の人の事は愛していましたが、
川の向こう側に住んでいる人たちの事は、愛していませんでした。
それが、次には国境の向こう側がダメだ、という事になって、
こういう人たちが、戦争や、大量虐殺の引き金を引いたのです。
人類を変える唯一の方法は、
自分の遠くに住む人たちの方を、自分の近くに住む人たちよりもを愛する事です。
自分が白人であるなら、黒人の方を白人よりも愛する、という事です。
自分が異性愛であるなら、同性愛の人を異性愛の人よりも愛する、という事です。
自分と同じ宗教の人よりも、違う宗教の人を、より愛する、という事です。
～～ 中略 ～～
みなさんは、進んだ考えを、どんどん取り入れていって下さい。
様々な差別の中に宿っている、私たちを分け隔てるタイプの愛は、
捨てていって下さい。
村同士の差別、国同士の差別、惑星同士の差別を、捨てて下さい。
そして、全てを包み込む、宇宙的な愛をつかんで下さい。
人種差別を、完全に克服して下さい。
それを克服する、というのは、もう肌の色は見ない、という事です。
差別を消し去って下さい。
それを消し去る、というのは、
肉体的な違いも、振る舞いの違いも、性的な違いも、
見ない、という事です。
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