27-NINA-の呟き029
こんばんは…
エルム街のヴァンパイア27-NINA-です…
先日初めてヒトカラというのに行って来ました…
…
ヒトカラ…所謂一人でカラオケに行くという事ですね…
前々から行きたいとは思っていたのですが…
一人で行く勇気?というか思い切りが無くて…
伸ばし伸ばしになってしまっていたのです…
だけどこの間ふと…そう…丁度嘘喰いを読んでいた時に…
「あっ!ヒトカラ行きたい!」
と思い立ちまして…その勢いを利用して行って来た…というわけなんです…
はい…
…
嘘喰いとヒトカラ全然関連性が無いじゃん…
と思いますよね…
その通りです…
でも思ったのでしょうがないです…
…
今回はその…ヒトカラに行った時を振り返ります…
…
あ!…あのですね…
注意事項なんですが…
今回結構な長文になりそうなので…
時間の無い方や…
時間があっても読んだ後に損をした気分になりたくない方は読まない方が良いかと思います…
…
どんな注意事項だ!っていうね…
はい…
では続けます…
…
その日僕はお目当てのカラオケ店に向かう途中…
お店に着いた時に受付の人に言う言葉を心の中で復唱していました…
「あの…一人なんですけど大丈夫でしょうか…?
もし良かったら機種はジョイサウンドでお願いしたいです…」
そう何度も…何度も…
…
何でそんな事を事前に練習…復唱するのか?
それは僕なりの虚勢なのです…
単純に[ヒトカラ初心者なのに上級者に見られたい!]という背伸び極まりないそんな思いからです…
…
お店に着く頃には復唱の甲斐あり…完璧にソラで言える様になっていました…
いよいよ入店です…
ウィーン(自動ドアが開いた音)
店員さん「いらっしゃいませー!」
僕「あの…一人なんですけど大丈夫でしょうか…?もし良かっ…」
店員「まことに申し訳御座いませんが…当店は2名様からのご利用とさせて頂いております」
僕「!!」
僕は思いもかけない店員さんの切り返しに動揺を隠せませんでした…
まさか!…と…
機種を指定するところでのつまづきはちょっと予想していた…
しかし…入店すら出来ないだなんて事は予想していなかったのです…
ジョイサウンドが駄目ならDAMでも良いと…そこまでの妥協案を考えていたのに…
まさかその手前で…
しかし僕はそんな動揺を悟られない様に精一杯の虚勢を張り…
僕「あ…あはは…そうですよね…分かりました…」
と言いました…
…
そうですよね…って…
分かってたならまず何で入店したんだと…
しかもそれならなんでちょっと機種を指定しかけていたんだと…
矛盾が矛盾を呼ぶ…
そう自分で自分に突っ込みを入れた後…
僕は肩を落としてそのお店を後にしました…
これからどうすれば良いんだ…
…
今考えるとちょっと落ち込み過ぎなんですが…
その時の僕はまさにそんな気持ちだったのです…
…
そんな絶望的な気持ちを抱いたまま…街をしばらくフラフラと歩いていると…
今度は別のカラオケ店が見えて来ました…
「こんなところに…あったとは…」
まるで砂漠でオアシスを見つけた旅人の様な気持ちで僕はそのお店に入りました…
しかし…先ほどの出鼻を挫く出来事があったからでしょうか…
さっきまでソラで言えていたお決まりの言葉を言う余裕が…その時の僕にはありませんでした…
ウィーン(自動ドアが開いた音)
店員さん「いらっしゃいませー!」
僕「あの…大丈夫でしょうか…?」
店員さん「は?」
僕「一人なのですが…大丈夫でしょうか?」
店員さん「はぁ……?あっ!お一人様でのご利用という事でしょうか?
当店はお一人様でも大丈夫ですよ」
僕「本当ですか…?あっ…それなら機種はジョイサウンドで…」
店員さん「会員カードはお持ちでしょうか…?」
僕「…持って無いです…」
店員さん「ではお作り致しますね!」
僕「お願いします…で…あの機種はジョイサウン…」
店員さん「少々お待ち下さい」
そう言うと店員さんは奥に消えてしまいました…
…
というか何で僕もそこまでジョイサウンドに絶対の信頼を寄せているんだよ!っていう位の勢いですよね…
今思い返すと自分でもそう思います…
しばらくすると店員さんが戻って来ました…
店員さん「ではこちらになります…お煙草はお吸いになられますか…?」
僕「あ…吸います…あの機種は…ジョイサ…」
店員さん「ごめんなさい…今はDAMしか空きが無い状態なんですよね。それでも宜しいでしょうか?」
僕「全然大丈夫です」
…
大丈夫なんだ!!
あれだけ言ってたのにそこ全然妥協出来る部分なんだ!!
みたいなね…
店員さん「ではお部屋は2階の○○になりますのでごゆっくりどうぞ~!」
僕「ありがとうございます…」
僕は受け取る物を受け取るとエレベーターの前に行きました…
ふー…これでスタートラインに立ったぞ…と…
しかしそこで僕はある事に気付きました!
そして小走りでまたカウンターに戻り店員さんに話しかけました…
僕「あの…」
店員さん「どうかなさいましたか?」
僕「ワンドリンクを…」
店員さん「ワンドリンク…?あぁ何か飲まれますか?
それでしたらこちらよりお選び下さい…」
メニューを指差す店員さん…
それを見た僕は…
僕「うーん…そうですね…じゃあアイスティーをお願いします…」
店員さん「ストレートで宜しいでしょうか?」
僕「ストレートで大丈夫です…」
店員さん「かしこまりました!では後ほどお部屋にお持ち致しますね。」
僕「お願いします…」
これでもう準備万端だ…
僕は清清しい気持ちでエレベーターに乗り込みました…
…
このやり取りの描写は完全に必要無かった…
ザ!タイムロス!
…
ポーン(2階にエレベーターが着いた音)
えーと…確か○○って言っていたな…
僕は指定されたその部屋を見つけると颯爽と!そして華麗にドアを開けました…
ガチャ!
ギギギー
…
老朽化し過ぎだろ!…と思いましたね…
世界観半端無いなー!とも思いました…
まぁでも中はとても綺麗です…
パっと見て…ドア以外は何ら問題はありません…
そして…普通ならここですぐさまデンモクに番号を入れて歌を歌い始めると思うんです…
ですが…僕は店員さんがストレートティーを持ってきてくれた時に一人で熱唱しているのは…
ちょっとなぁ…と思ったので…
店員さんがストレートティーを持ってきてくれるまで部屋の中で静かにしていました…
モニターに映し出される映像を見たり…
壁を手でコンコンと叩いて
「防音か…」
などと呟いてみたりもしました…
いやいや…そりゃそうだろ!と…
防音じゃないカラオケボックスなんて聞いた事無いよと…
自分でそう思いながら…
とにかくそんな事を繰り返し行っている内に…
ドアがノックされました…
コンコン
僕「はい…」
ガチャ!
ギギギー
…
やっぱり世界観半端無いなぁー…と再度思いました…
そして店員さんがストレートティーを届けて下さりました…
これで準備は整った…
よし…歌おうと思い…
僕は早速歌いたい曲の番号をデンモクに打ち込み…
曲が始まると同時に立ち上がりました…
その時にストレートティーに挿していたストローが体に引っかかりグラスが倒れました…
その光景を見てとっさに僕は
「わー!」
と言いました…何故かマイクを通して…
それは一体誰に向けてのシャウトなんだと…
まさかマイクを通しての第一声が驚きの声だなんて…
…
そんなこんなで色々ありましたけど…
凄く楽しい時間でした…
また行きたいと思います…
2年後位に…
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
それではまた夢劇場でお会いしましょう…。
エルム街のヴァンパイア27-NINA-です…
先日初めてヒトカラというのに行って来ました…
…
ヒトカラ…所謂一人でカラオケに行くという事ですね…
前々から行きたいとは思っていたのですが…
一人で行く勇気?というか思い切りが無くて…
伸ばし伸ばしになってしまっていたのです…
だけどこの間ふと…そう…丁度嘘喰いを読んでいた時に…
「あっ!ヒトカラ行きたい!」
と思い立ちまして…その勢いを利用して行って来た…というわけなんです…
はい…
…
嘘喰いとヒトカラ全然関連性が無いじゃん…
と思いますよね…
その通りです…
でも思ったのでしょうがないです…
…
今回はその…ヒトカラに行った時を振り返ります…
…
あ!…あのですね…
注意事項なんですが…
今回結構な長文になりそうなので…
時間の無い方や…
時間があっても読んだ後に損をした気分になりたくない方は読まない方が良いかと思います…
…
どんな注意事項だ!っていうね…
はい…
では続けます…
…
その日僕はお目当てのカラオケ店に向かう途中…
お店に着いた時に受付の人に言う言葉を心の中で復唱していました…
「あの…一人なんですけど大丈夫でしょうか…?
もし良かったら機種はジョイサウンドでお願いしたいです…」
そう何度も…何度も…
…
何でそんな事を事前に練習…復唱するのか?
それは僕なりの虚勢なのです…
単純に[ヒトカラ初心者なのに上級者に見られたい!]という背伸び極まりないそんな思いからです…
…
お店に着く頃には復唱の甲斐あり…完璧にソラで言える様になっていました…
いよいよ入店です…
ウィーン(自動ドアが開いた音)
店員さん「いらっしゃいませー!」
僕「あの…一人なんですけど大丈夫でしょうか…?もし良かっ…」
店員「まことに申し訳御座いませんが…当店は2名様からのご利用とさせて頂いております」
僕「!!」
僕は思いもかけない店員さんの切り返しに動揺を隠せませんでした…
まさか!…と…
機種を指定するところでのつまづきはちょっと予想していた…
しかし…入店すら出来ないだなんて事は予想していなかったのです…
ジョイサウンドが駄目ならDAMでも良いと…そこまでの妥協案を考えていたのに…
まさかその手前で…
しかし僕はそんな動揺を悟られない様に精一杯の虚勢を張り…
僕「あ…あはは…そうですよね…分かりました…」
と言いました…
…
そうですよね…って…
分かってたならまず何で入店したんだと…
しかもそれならなんでちょっと機種を指定しかけていたんだと…
矛盾が矛盾を呼ぶ…
そう自分で自分に突っ込みを入れた後…
僕は肩を落としてそのお店を後にしました…
これからどうすれば良いんだ…
…
今考えるとちょっと落ち込み過ぎなんですが…
その時の僕はまさにそんな気持ちだったのです…
…
そんな絶望的な気持ちを抱いたまま…街をしばらくフラフラと歩いていると…
今度は別のカラオケ店が見えて来ました…
「こんなところに…あったとは…」
まるで砂漠でオアシスを見つけた旅人の様な気持ちで僕はそのお店に入りました…
しかし…先ほどの出鼻を挫く出来事があったからでしょうか…
さっきまでソラで言えていたお決まりの言葉を言う余裕が…その時の僕にはありませんでした…
ウィーン(自動ドアが開いた音)
店員さん「いらっしゃいませー!」
僕「あの…大丈夫でしょうか…?」
店員さん「は?」
僕「一人なのですが…大丈夫でしょうか?」
店員さん「はぁ……?あっ!お一人様でのご利用という事でしょうか?
当店はお一人様でも大丈夫ですよ」
僕「本当ですか…?あっ…それなら機種はジョイサウンドで…」
店員さん「会員カードはお持ちでしょうか…?」
僕「…持って無いです…」
店員さん「ではお作り致しますね!」
僕「お願いします…で…あの機種はジョイサウン…」
店員さん「少々お待ち下さい」
そう言うと店員さんは奥に消えてしまいました…
…
というか何で僕もそこまでジョイサウンドに絶対の信頼を寄せているんだよ!っていう位の勢いですよね…
今思い返すと自分でもそう思います…
しばらくすると店員さんが戻って来ました…
店員さん「ではこちらになります…お煙草はお吸いになられますか…?」
僕「あ…吸います…あの機種は…ジョイサ…」
店員さん「ごめんなさい…今はDAMしか空きが無い状態なんですよね。それでも宜しいでしょうか?」
僕「全然大丈夫です」
…
大丈夫なんだ!!
あれだけ言ってたのにそこ全然妥協出来る部分なんだ!!
みたいなね…
店員さん「ではお部屋は2階の○○になりますのでごゆっくりどうぞ~!」
僕「ありがとうございます…」
僕は受け取る物を受け取るとエレベーターの前に行きました…
ふー…これでスタートラインに立ったぞ…と…
しかしそこで僕はある事に気付きました!
そして小走りでまたカウンターに戻り店員さんに話しかけました…
僕「あの…」
店員さん「どうかなさいましたか?」
僕「ワンドリンクを…」
店員さん「ワンドリンク…?あぁ何か飲まれますか?
それでしたらこちらよりお選び下さい…」
メニューを指差す店員さん…
それを見た僕は…
僕「うーん…そうですね…じゃあアイスティーをお願いします…」
店員さん「ストレートで宜しいでしょうか?」
僕「ストレートで大丈夫です…」
店員さん「かしこまりました!では後ほどお部屋にお持ち致しますね。」
僕「お願いします…」
これでもう準備万端だ…
僕は清清しい気持ちでエレベーターに乗り込みました…
…
このやり取りの描写は完全に必要無かった…
ザ!タイムロス!
…
ポーン(2階にエレベーターが着いた音)
えーと…確か○○って言っていたな…
僕は指定されたその部屋を見つけると颯爽と!そして華麗にドアを開けました…
ガチャ!
ギギギー
…
老朽化し過ぎだろ!…と思いましたね…
世界観半端無いなー!とも思いました…
まぁでも中はとても綺麗です…
パっと見て…ドア以外は何ら問題はありません…
そして…普通ならここですぐさまデンモクに番号を入れて歌を歌い始めると思うんです…
ですが…僕は店員さんがストレートティーを持ってきてくれた時に一人で熱唱しているのは…
ちょっとなぁ…と思ったので…
店員さんがストレートティーを持ってきてくれるまで部屋の中で静かにしていました…
モニターに映し出される映像を見たり…
壁を手でコンコンと叩いて
「防音か…」
などと呟いてみたりもしました…
いやいや…そりゃそうだろ!と…
防音じゃないカラオケボックスなんて聞いた事無いよと…
自分でそう思いながら…
とにかくそんな事を繰り返し行っている内に…
ドアがノックされました…
コンコン
僕「はい…」
ガチャ!
ギギギー
…
やっぱり世界観半端無いなぁー…と再度思いました…
そして店員さんがストレートティーを届けて下さりました…
これで準備は整った…
よし…歌おうと思い…
僕は早速歌いたい曲の番号をデンモクに打ち込み…
曲が始まると同時に立ち上がりました…
その時にストレートティーに挿していたストローが体に引っかかりグラスが倒れました…
その光景を見てとっさに僕は
「わー!」
と言いました…何故かマイクを通して…
それは一体誰に向けてのシャウトなんだと…
まさかマイクを通しての第一声が驚きの声だなんて…
…
そんなこんなで色々ありましたけど…
凄く楽しい時間でした…
また行きたいと思います…
2年後位に…
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
それではまた夢劇場でお会いしましょう…。