1歳、猫

2日前からの食欲不振と、頻回の嘔吐の主訴で来院されました。

他院様より腸閉塞疑いとのことで紹介をいただき、当院で検査を行いました。

 

下矢印CT検査で、異常に拡張した小腸の所見

 

画像検査では確かに腸閉塞を疑うような所見があった為、試験開腹を行うことになりました。

胃〜小腸にかけて、チュールの袋と糸が絡まって”紐状”になった異物が認められました。

今回の症例では比較的早期の対応であったため、胃や腸を複数箇所小さく切開することで全て取り除く事ができました。飼い主様の稟告により早期発見に繋がる場合も多々ありますので、日頃から愛猫の食性や行動パターンは観察しておくといいかもしれません。

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