①弁護士ユーチューバーの動画オープニングの「ユーチューバー」の発音が気持ち悪いとの意見が出された
②それに対して、中学校で正しい発音をしている生徒を気持ち悪い、と言うのと同じではないか、という考察をした
③弁護士ユーチューバー氏の英語発音はすべて正しいものとする。「弁護士ユーチューバー」の「弁護士」部分が日本語であることによる不均衡からくる違和感は考慮外とする。
(検討)
①弁護士ユーチューバー氏の解釈によれば
動画→教室、英語の授業
弁護士ユーチューバー→授業で正しい発言をした生徒
違和感を感じた人→正しい英語を恥ずかしいと感じる生徒
と置き換えたものと考えるが、そもそも英語の授業と置き換えることは妥当か。
②英語の授業は「正しい英語の発音をする場」であることから、上記置き換えは
動画→正しい英語の発音をする場
と置き換えたものといえる。しかし、そもそも、日本人が作成しているYouTubeは正しい英語の発音をする場と置き換えることができるかは疑問であり、論理的ではないと考える。
(結論)
動画内オープニングの英語の発音に違和感を感じる人を、英語の授業において正しい発音をする生徒に違和感を感じる生徒と同じということはできない。
(私見)
日本人の動画では日本語を使うのが当然、という前提にたった場合には次のような置き換えが適切ではないか。
→日本の喫茶店で店員に対してコーヒーを頼む時に「カフィ一つください。」という客
なお、正しい発音をすることに信念を持つあるいは正しい発音が好きである等色々な意見があり、発音自体は個人の好みであるため、その評価については立ち入らない。