今回のドイツ訪問では1月の後半~2月の始めまでニュルンベルク国際玩具見本市見学とその途中で寄った各地で気づいたことや文化の違い等を数回に分けて書いていきます。

第1回目はハンブルグのミニチュアワンダーランドでした。
今回はメクレンブルク保養地鉄道 ”モリー”です。

モリーはバルト海沿岸のバート・ドベランという小さな街と
終点のキュールンクスボーンとを結ぶ全長わずか15.4kmの路線で
900mmゲージの線路の上をかわいいツートンカラーの客車と走って
います。




始発駅のバート・ドベラン。気温は零下ですが取材に励みます。





待つ事45分ようやくモリーちゃん到着。
モリーとはドイツ語で女性などがぽちゃぽちゃしたとか、
ふっくらしているという意味で、ここで活躍する寸胴のSLに
ニックネームとしてそう呼ばれた事に由来しているそうです。

モリーには転車台が無いので構内で入れ換えをして終点の
キュールンクスボーンへはバック運転で走ります。






バートドベラン駅から約40分で終点キュールンクスボーンに到着。



冬のバルト海







お昼はレストランでバルト海のシーフードとお決まりのビールで乾杯!!


終着駅のキュールンクスボーンはバルト海に面したリゾート地で
夏期には海水浴客で賑わうそうです。寒いのですが以外と人が散歩
していました。



取材にあたり”モリー”はこんな冬場でも運行しているのか心配がありました。
地元の方の足と鉄道ファンの為に頑張って運行してくれている地元資本の
モリー鉄道会社に感謝です。

出典:鉄道マニアのためのヨーロッパ鉄道旅行