お手軽に出雲の釜揚げそば!?を家庭で | イラストで綴る日常

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こんにちは、イトウエルマです。

 

出雲のご当地おそば、釜揚げそばが大好きです。

 

出雲そばといえば、割子そば(丸いせいろを3段に重ねたもりそば)

というのに異論はありません。

それが、釜揚げそばの魅力に気づいてしまった私。

味わえば味わうほど、おそばの美味しさを

十二分に引き出す食べ方なんですよね。

 

釜揚げそばとはどんなおそばなの!?

 

釜揚げそばは、茹でたておそばを水で締めずに

おそば湯を張った丼の中に投入、

お好みで丼中にそばつゆを垂らしていただくというもの。

(予想通りでした!?)

 

水で締めないおそばなんてコシがないじゃないの。

と言われたら、はい、コシはありません、と言うしかない。

ですが、おそば粉の良し悪しが

これ以上はっきりわかるおそばはないでしょう。

実際、美味しいおそばでないと釜揚げは美味しくならないそうで、

そんなこともあってか、出雲はどこへいっても

びっくりするほどおそばが美味しい。

釜揚げそばを常食するお土地柄だからこそ、

磨かれたおそば感性なのだと確信します。

 
出雲のおそばについては旅の手帖の取材で、
出雲のお蕎麦屋さんから
直接お話を伺っています。

 

 

出雲でいただいたほどのクオリティーではなくとも、

家でも気軽に(つまり簡単にできる)釜揚げそばを味わいたいもの。

 

我が家でやっている、

なんちゃって釜揚げそばのやり方をお知らせします。

 

用意するもの

乾麺おそば(食塩不使用でお蕎麦湯がとれるもの)

そば粉(少々)

 

めんつゆ&薬味

 

小鍋にそば粉を入れて水で溶いておきます。

 

乾麺を茹で始めたら、お湯の一部をの小鍋に入れて小鍋に火をいれます。

すると小鍋にはとろみがつき始めます。

 

小鍋でできたおそば湯と茹で上がったおそばを直接丼にいれて出来上がり!

 めんつゆを垂らしながら、薬味を入れて楽しみます。

 

当方はこのお蕎麦湯作りにおそばの美味しい地方で買ってきた

美味しいおそば粉を使用しています。

(もちろん常に密閉、冷蔵庫保存をしてますよ)

 

この食べ方が気に入った己はかなりの頻度でいただいていたこともあり、

とうとうおそば粉を切らしてしまいました。

 

そんな折に、インド食材店でインド産そば粉を見つけまして

好奇心から、買ってしまったのでした。

 

早速、なんちゃって釜揚げそばをやってみたところ、

……なんか、味が変。

 

インドの全粒粉、アター粉に通じる草のようないい野生味もあって

元々はいい蕎麦だということはわかるのです。

ですが、保管が悪いのかなあ、何か別の味がするような。どうなんでしょう。

日本のおそばは産地から冷蔵施設を完備、お粉屋さんもお店も
おそばの品質が落ちないように管理にはものすごく気を遣っています。
インドがこれをやってるとは思えないからなあ(仕方ないのかな)
だけど、せっかくいいおそば粉なのに(品種改良が進んでいないからなのか、風味が強い)
本当にもったいないなあ、と思いました。
 
インド産そば粉はアター粉の味によく似ています。
だからインド人のようにチャパーティーにしてもいい。
(当地ではグルテンフリー食として扱われているようですね。
ギーをたっぷり塗って食べてるらしい。ブルトン人みたい)
発酵させてブリニにしてもいい♪
(この間ブリニ用フライパンを買いまして、本来の目的で使ってみたかった!)
 
釜揚げそば用に美味しいおそば粉を手にいれないとなあ、
と思いつつ、立ちそば啜ってます。