梅酒の梅の活用法 | イラストで綴る日常

イラストで綴る日常

お仕事のこと趣味のことよしなしごと

こんにちは、イトウエルマです。

 

今週も梅のお話。

梅の季節できっとみなさま方、

梅の加工品作りに励んでいらっしゃることでしょう。

私も梅に振り回されておりまして、

雨が上がるとスーパーやデパ地下青果コーナーを覗いては

梅をチェックする、といった塩梅(笑)。

 

さて、梅仕事は主に保存食作りとなることでしょう。

梅自体が酸の強い食べ物ですから、保存容器を選びます。

金属だとまず、サビがきます。(蓋部分だけも、金属だと穴が開きます)

それと陶器は、見た目は風情があるのですけど、

長期保存だと水分が抜けて行ってしまう。

それで、おのずと密閉しやすいガラス容器&蓋はプラスチックの、

梅酒用のビンに行き着くのでした。


こういうやつです。

(もう、格好なんて言ってられません。長期保存は、これ一択!)

我が家には長い事寝かせて、

一体どのくらい経つのか分からなくなった

梅酒の入った瓶が戸棚の奥に眠っています。

 

この瓶も数が増えると案外場所を取るもの。

もうこれ以上増やしたくないし、

特に梅干しを漬ける季節になると、

この瓶がおあつらえ向きなこともあって

今時期は瓶の中の梅酒をお酒の空き瓶や

ペットボトルに移し替えたりしております。

 

このとき持て余しがちなのが

梅酒に漬けてシワシワになった梅。

パウンドケーキを焼くときなどに、

ドライフルーツ代わりに入れたりと活用してますが、案外量がある。

(パウンドケーキばっかり焼いてられないよ!)

これをジャムにするのは良くある手で、

嫌というほどやってきました。

(もう梅ジャムはいらない!)

 

それで、梅の実を美味しく、大量消費するべく行き着いたのが、

梅シャーベット作り。

ペクチンが多いので固くならず、取りやすいし

さっぱりとした、清涼感溢れる味わいと、

梅をふんだんに使ったお味の濃さは

ちょっといいお店でも出会えないのではないか、

と思うほどの満足感。

まだ、漬けて1〜2年くらいの、

梅が青いうちに作ります。

 

作り方

1梅酒で使った梅の実を鍋に入れて

水をヒタヒタ(極力水の量は少なく!)にして煮ます。

煮すぎて青い色を失わない様に!

種を取り出すのが目的なので、加熱はほどほどにしましょう。

砂糖を加えてもいいですが、このままでも十分甘いです。

甘さ控えめにしていただくのもよろしいかと。

水の味が不味いと、イマイチなシャーベットになります。

 

2身から種を取り出して、蓋のできる容器に入れて凍らせます。

できあがり!

夏の暑い季節に、夏バテ防止にいただきましょう!

ねっとりしているので、凍っていても取り出しやすいですよ。

焼酎をかけると、大人の味わいになります。

一度焼酎味に慣れると、それなしでは物足りなくなります。

もちろん、ウォッカでもいいですよ。

ちょっとお高めのまろやかな焼酎だと、味わいが全然違ってきます

 

とはいえ、梅を青いうちに取り出すのではなくて、

長く入れて作るまろやか梅酒を飲みたい場合もあります。

そうした、長期保存の梅はどうやって食べるのか!?

 

我が家は中国の話梅じゃないですが、

お茶請け代わりにそのまま食べてます。

お茶請けとはいえアルコールのお陰でクラクラしますから

車を運転される方には全くお薦めできません。

それと、食べて少しすると、

ものすごく血行が良くなりますのでご注意を。

 

きっと、これもゆっくり煮てゼリーにして食べたりなどしたら

上品な気分でいただけるのかもしれませんね。

ですが、この梅の実はある程度なら常温で置いても

全く問題がないのが嬉しいところ。

ということで、タッパーに入れておいて、

食べたいときに出して食べてます。

保存場所にも困らず、お手軽!

 

おそばでも、梅が載っているものがあります。

立ちそばや駅そばでもそんなメニューがありまして、

いい感じに漬けた梅が出されると

思わず背筋が伸びます。