アフリカの月の下 -5ページ目
虫も殺さぬアフリカン夫の沸点を下げる出来事。
フランス大手通信会社のオレンジ・マネーが
夫母国で送金サービスをやっています。
ウエスタンユニオンの国内版みたいな感じ?
同会社が送金サービスを始める前から
同ビジネスの小さい会社はいくつもありました。
が、オレンジ・マネーは
どこよりも安い手数料で始めたものだから
同業他社は軒並み倒産…。
競合がいなくなった途端、
どこよりも高い手数料に変更したものだから
みんな、まぁー怒ったんですと。
日本円にしたら
1,000円ごとに70円の手数料。
10,000円で700円
20,000円で1,400円…と思うと
日本だって高いと思います。
現地では出稼ぎだったり仕送りだったり
その日に稼いだなけなしのお金を送ったり
家族が助け合いながら生活しています。
銀行口座を持っていない人も多いので
送金サービスは生活の大切な一部であり
だからこそターゲットにされたのでしょう。
実際この手数料は生活に大きく響いています。
大企業の力を利用し
市場を独占し
消費者から搾り取る。
今も昔もアフリカから搾取しようと
あの手この手で知恵を絞る先進国。
人権侵害で中国を非難するあなた達、
どの口がおっしゃってるの?
と思ってしまいます。
昔なら成功してたかも知れませんが
今ではインターネットで情報が共有され
みんなもう簡単には騙されません。
地元企業が立ち上がり
適正な手数料で送金サービスを始め
今ではみんなオレンジ・マネーの
不買運動をしています。
アフリカン夫の母国は
「女性に優しくしましょう」
という文化があります。
欧米のレディーファーストとは
また違う様に感じますが
力仕事は男性の仕事、みたいな
ある意味、性差を感じるものでもありますし
女性を殴らない、怒鳴らない、尊重するとか
まあ、どの国でも共通の様な事です。
でもびっくりしたのが
夫母国では馬車がよく使われますが
馬車を引く馬にメスを使うと
「かわいそうだ!」
と非難の対象なんだそう。
馬車は重労働なのでオス馬に引かせ
畑仕事や人ひとりが乗る程度の
軽い仕事をメス馬にさせるんだとか。
女性に優しい文化を
動物にも適用してるとは
なんとも徹底していますね。
夫の実家にもメス馬がいて
畑仕事をさせています。
土を掘り起こす仕事を終えてお食事中
家に馬がいる生活って
なんか憧れてしまいます。
「おとなしいの?」
と聞くと
「仔馬の頃から毎日エサをやって
世話をしてかわいがれば
馬も優しくしてくれるよ。」
なんか,キュンときました
ペットとは違う、いわゆる家畜ですが
長い年月をかけて信頼関係を築いてるのに
萌えました
私は猫を飼ってたので
猫の優しさは知っていますが
馬の優しさっていう未知のものに
触れてみたい衝動に駆られます
でも、夫母国には動物を家族の様に
扱ったり考えたりしない文化もあります。
はっきりその心理を理解できていませんが
同等な家族ではなく、先生と生徒の様に
動物を正しく導き管理する使命が人間にはある
という感じみたいです。
そのせいか家畜以外の動物は自然に生かし
ペットとして飼う文化が元々ないので
私が猫をメロメロに溺愛している姿を見られたら
周りの人に変人認定されそうです。
でも私は女性なので
優しく生暖かく見守ってくれる事でしょう。
アフリカン夫の現地語を
結婚してから少しずつ勉強していますが
ニッチ過ぎて教材がほとんどないのが難点。
夫の同郷人の日本人奥様が持っていた
青年海外協力隊が作成したテキストを
コピーさせてもらえたのが唯一の幸い。
お陰でなんとか基本は理解できましたが
テキストが入門レベルなので
なかなか先に進めません。
ネットで探しても
日本語で解説してるものは皆無。
英語のテキストを見つけましたが
英語の解説を訳して現地語を勉強して
とやっていると疲れてしまい
モチベーションが保てません…。
そして長年やっていると
勉強メモがあちこちに散乱し
データベースが意味をなしていません。
そこで自分辞書を作れるスマホアプリで
単語を登録し始めて
やっと1100個登録したところです。
辞書アプリはパッと検索できるから
便利ですね〜
そして毎日数行の日記を現地語で書き
夫に添削してもらう事にしました。
が!!!
夫は教えるのが上手ではありません…
今日の日記
「今日は久しぶりにマク○ナルドを食べました。
ハンバーガーのソースがおいしかったのですが
ソースが少なくて物足りなかったです。」
こんな幼稚園児かっ!てレベルの
現地語しか書けません…
「ハンバーガーのソース」という
○○の△△ という表現を
教えて欲しいのに
夫は「ソースだけで大丈夫だよ。」
の一点張りで先に進まない…。
たぶん「ハンバーガーソース」
という固有名詞として
私が言っていると思っていて
そんなソースの呼び方はしないよ
と思っているのか!?
モヤっている間に
夫は仕事に出てしまい
モヤモヤの余韻に浸っています。
夫が帰ったら
ハンバーガーのソース漬けに
してあげます。

