恵み その5-20111108 茸籠納めの日 | 籠を携えて森の中へ

籠を携えて森の中へ

自然の恵みに感謝、その覚書

  今日は2週間前から長女がリクエストしたので、予定通りキノコを採りに夫婦と娘3人で御山へ。

  例年は10月末で終わりだし、今年はあやしい気象のあおりで全く先が読めない中、殆ど期待もなく自宅を5時過ぎに出発した。本人はMを採って友人にあげる約束をしたらしく、ず~っとやる気満々であった。けれども先人たちの納籠の寂しい結果をここ数日それとなく伝えると、急にしぼんだらしく、道中ぐっすり寝ていた。散策メインだからいい空気と晩秋を楽しめたらそれでいいと親は思う。


  最初に入ったのはエノキダケ狙いで例の場所。予想に反して地面はカラカラだ。どうやらここは殆ど降雨が無かったらしい。干からびたクリタケが少々見つかっただけで早々に切り上げた。次は昨年シモフリシメジを採った処で様子を見る。ここも乾いていて開いて少し干されたチャナメがみつかった。キノコ狩りが殆ど初めての娘のテンションがやや上がり始める。直ぐに切り上げて、前回少しシモフリを採った林道を歩いてみる。が、やっぱり何もない。見つかるのは干しチャナメ。でも初めて見るものには新鮮らしく、さらにややテンションあがる。自分は今日は散策だと見極めて落葉が敷き詰められた路を歩いた。


  予報では晴れて来る筈だったが今日は一日曇りで、御山は雲に隠れて見えなかった。それでも雰囲気だけでもと、最後の回数券を使ってSラインへ車を走らせる。遭難事件発端の駐車スペースに停めて道路に沿ってヤギタケポイントへ歩き出した。あのエリアは鬼門だからしばらくは避けよう。
  すると、道路の土手にチャナメの小群生が見つかり、やっぱり採ってしまう。採れると嬉しく散策のことは忘れる。森の中に入るとキヌメリガサが点々と見つかる。明るい森の中でもひときわ黄色が映え、大きな型はやっぱり籠の中へ入れる。後処理が面倒なのでわたしら夫婦は控えめにしたけれど、娘は嬉々として収穫に励む。狩猟本能は自分譲りなのだろうか?
  10日前には群生も見つかったポイントにはヤギタケの姿はない。落ち葉が一面にあってたとえあっても容易には見つかりそうにない。ここら辺の雰囲気はこんな感じ。




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  仕方がないので、チャナメやキヌメリを拾いながら引き返すと、途中で娘がヤギタケを発見。ハイテンション!!
  群生はないけれど、この周囲で8本ほど収穫した。多分ないだろうと思っていたのに見つかったので満足した。



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  今日は午前中だけと決めていたので、最後はムキタケを見に行こうと上へ走る。しかし、工事中で駐車場所がなく、別なポイントを散策した。比較的まだ綺麗なチャナメが見つかり、さらに奥に入ると沢沿いに少しだけエノキダケが生えていた。


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  後の2つの場所はかなり地面が濡れている場所も多く、降雨は局所的にあったようだ。最終にしてはまずまずの収穫で鍋にして2回分以上はある。これで心置きなく籠は所定の安置場所へ納めることが出来た。

  今日の収穫を洗ってからざるに盛って撮ってみた。



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  モエギタケ、シロシメジ、シロナメタケ?など余り知らないキノコも入っている。土産屋のおばちゃんに教えてもらった。

  帰りは石割の湯に寄って疲れを癒した。昨年はよく温泉に入って帰ったものだが、今季はMのあおりで初めての立ち寄り湯となった。

  夕飯はキノコ鍋を囲んだ。毎度のキノコ料理に食傷気味の娘も自分で採ったものを食べるのは貴重な経験で格別に美味しかったようだ。いつもは発泡酒だけれど今日はプレミアムモルツにして頂いた。朝よりも帰りの方が冷えた一日だった。了。