やっぱり切ない・・・
昨日は婆さんの入浴サービスが終わってから叔母の施設に電話して叔母を散歩に連れ出しました。。一昨日「アフロちゃんに会いたい」と泣き出した叔母・・・「散歩行こう」と誘うと「アフロちゃんのところに寄っていいかしら会いたいの」と予想通り言ってきました。。事前に散歩のボランティアをしていて今後もアフロの面倒を見ることになっているHさんには叔母を連れて寄らせてもらう事は伝えてありました。。足腰だけは丈夫な叔母はアフロに会える喜びからかいつも以上に早足Mさん宅のマンションに着くと住んでいた頃のようにシャッターを上げ躊躇なく扉を開けようとするも開かず・・・ガチャガチャと扉を揺らすので「もう人の家なんだからインターホン押さなきゃダメよ」と言ったけれどインターホンの押し方も忘れた一生けんめいボタンではなくカメラ部分を押している・・・「押すのはここだよ」というと漸く正しい場所を押せて・・・Hさんが出て来てくれると挨拶もそこそこに2Fに上がってお邪魔しますでもなく部屋に入り込んで「アフロちゃ~ん、アフロちゃ~ん」と言って抱きしめるともう離さない・・・「ずっと寂しかったでしょ久しぶり会いたかったよ」・・・なんか時系列がおかしいHさんがすかさず「一昨日まで一緒にいたのに・・・昨日一日会ってないだけじゃない」と言うと「一昨日そんなことないわよもう長い事会ってなかったわよ寂しかったでしょうずっと一緒にいたんだものね。。。わたしも寂しかった」と抱きしめて離さない叔母の腕の間からまるで救いを求めるようにわたしたちの見上げるアフロ・・・・時間の感覚がかなりズレてきているようで叔母の中ではこの家にいたのはずいぶんと前の事になってしまっているようです。。つい一昨日まで住んでいたのにね。。。ひとしきり抱擁したあと名残惜しそうだったけれどアフロのところを離れて住民票の異動の手続きをしに出張所に行きカフェでちょっと休憩して帰路に着こうとしたとき「もう一度帰る前にアフロちゃんとこに寄っていい」と言うのでもう一度Hさんに電話をして寄らせてもらいました。。再び熱い抱擁をする叔母。。。「またいつでも来てね」とHさんに声をかけられてホームに帰ることに・・・ここで施設の方との打ち合わせ通りに途中で叔母と別れ一人でちゃんと施設に帰れるかどうかお試しを・・・何度も後ろを振り返って手を振る叔母の姿が見えなくなるタイミングで死角に回り込み施設まで後をつけました。。真っ直ぐに早足でチャッチャカと歩く叔母・・・ホント足腰だけは丈夫でホントに早いんです。。84才・・・杖もつかず足腰だけは強靭です真っ直ぐに施設が入るマンションに向かいエレベーターもちゃんと8Fを押せたようで真っ直ぐに帰って行きました。。。取り合えず迷子にはならないようで安心しました。。今日昨日叔母とアフロのツーショット写真を撮ったのでプリントして持って行きました。。「はい」と言って写真を渡すと「あらぁ~懐かしいねぇ、アフロちゃんだねぇ~」と言うので「何言ってるの昨日会いに行った時撮った写真だよ」と言うと「昨日昨日なんか会いに行ったずいぶん前じゃない」やっぱり今回のこの騒動で認知が進んでしまっているようです。。「またさ、来た時に散歩に連れて行ってね。アフロに会いたいから。。一人じゃ散歩に出ちゃダメだって言われてるからお願いね。。」と叔母。。職員さんの顔を見ると表情で合図・・・一人で帰って来られるなら外出も可・・・という事だったけどちょっと難しいと判断されたみたい・・・「婆さんもいるからそんなにしょっちゅうは来られないけどまた時間作って来るからまたアフロんとこ行こうね。。」と言って帰ってきました。。。昨日出来ていた事が今日は出来ない。。今日分かっていた事が明日には分からなくなっている。。環境が変わって追い詰められるたびに叔母は正気を失っていく。。。自業自得な部分があったとしても追い詰めているのは周囲の私たち。。。なかなか会いに行けないで時間が少しでも開いてしまったらそのうちわたしの顔も分からなくなってしまうのかな・・・