婆さんが

声を出して泣いたえーん

唸るように

声を振り絞るかのように

泣いたえーんえーん




先日

婆さんの1番下の妹…叔母から電話が来た。。

すぐ下の妹の

旦那さん…

義叔父が

余命3ヶ月と宣告されたと…

伝えるかどうか迷ったけど

婆さんにとって50年以上も義弟だった大切な人…

伝えることした。。

正直

そんなに反応ないかと

ナメていた💦💦

伝えた時は顔をしかめた程度だったのに

部屋を出てリビングにいたら

少し間を置いてから

嗚咽のような泣き声が聞こえてきた💦💦

最近は

声なんて

ホントに出さなくなっていたのに…

びっくりして部屋に行くと

声を出して泣いていた汗

「どうしたのはてなマーク



…おじちゃんの事はてなマーク

頷きながら

泣いている💦💦


そうだよね…

長い付き合いだもんね。。

婆さんに

なにも言えなかったショボーン



肩を叩きながら

しばらく寄り添っていて

「おじちゃんに会いたいはてなマーク

とだけ聞くと

頷く婆さん……



89才の義叔父は

数年前から

前立腺のガンや

喉のガンになって

手術を繰り返して来て

その度に復活して来ていたけれど

先日血痰が出て

食べ物も喉を通らなくなってしまって

主治医から

もう手術はできないと言われ

もって来年の3月まで…と。。。

いまは普通に本人の前でその場で言われてしまうようで

叔父のショックは如何許りか…

一昨日

叔母に電話してみた📞

血痰が出て以降

義叔父は

通っていたデイケアも休むことになり

一回の食事も

おかゆを2、3口をゆっくり口にするだけになってしまっているそう。。

トイレに行くのも壁をつたい歩きし

ベッドに寝ていることが多くなって

何より

喉のガンの手術をしたために

喉に呼吸用の穴が空いている義叔父は

告知以来

神経を使う入浴もしなくなってしまうくらい

落ち込んでいるようで…



婆さんを義叔父に会わせてあげたいけれど

いまの義叔父には

返って気を使わせるだけになってしまうかも知れない…

物理的にも

段差の多い和風の義叔父の家には

車椅子を入れることも出来ない💦💦

家に上げられたとしても

婆さんは畳の上に座っていることも出来ない…

会うのは

正直

難しい…

せめて

病院に入院しているなら

会うこともできるかもしれない…

せめて

どちらかの身体が言うことを聞けば

会うこともできるかもしれない…

でも

いまのこの状況では

大切な人に死期が迫っているにもかかわらず

会いたくても会えない…かも…



最後に義叔父に会ったのは

数年前…

車で叔母の家に突然訪問して

でもその時も

婆さんを家に上げることはできず

義叔父が玄関前まで出て来てくれて

車に乗った婆さんとほんの数分会っただけ…


あぁ…

会いたいと言えば会えるって

簡単なことじゃないんだな…

いまの私なら

会いたいと思えばどこにでも行けて

簡単に友だちに会うことも出来るけど

この先

そんな簡単な願いすら叶えられなくなるのかもな…




いまは義叔父の気持ちや

叔母の気持ちの方が大事…

会いたいと思ってくれるなら

何とかして連れて行くけど

複雑な思いや

そんな余裕もないかも知れない…

義叔父の気持ちを最優先にしてあげたい…



でも

でも

婆さんの願いも

出来たら叶えてあげたいけどね……