年末年始は読書してます。
湊かなえ『告白』
ダニエルキイス『アルジャーノンに花束を』
東野圭吾『新参者』
告白は、語り口調で始まり、あっという間に世界に引き込まれ、…止まらず、最後の一文で「うわーっ」って声をあげながら、半日で読みおわりました。
倫理感やいじめ、親子愛について考えさせられました。
物心つきはじめると自分自身の存在意義を示す欲って誰しもあるはずです。
間違った方向に行かないようにしなければならない。そんな思春期の子の危うさと怖さを感じました。
アルジャーノンに花束をは、ずいぶん昔に読んだことがありましたが、今読むと全然感じ方が違いました。
この本の著者は心理学者ということで、大学で心理学専攻だった私にはとても興味深い作品です。
知能の成長と共に大切なものを見失っているのかもしれない。簡単に言えば純粋さというのでしょうか、気付かない方が幸せだったのでしょうか、人の悪意に気付いて腹を立てるシーンはとても印象的です。
私は今までそういうことを感じて心を痛めても最終的には、悪意というものを生活から切り離して生きて行きたいと思うので、
すぐに忘れて過ごしています。敬意ややさしい気持ちをもって全てのものを大切にしていきたいですね
新参者は、まだ途中なのではやく読みたいと思います
みなさんのオススメの本を教えてください