2024年秋にやっていたドラマ、『モンスター』。

「異色のリーガルエンターテイメント」とされていたこのドラマの主役は趣里。

 

最初はそんなに気にもならなくて、見る予定ではなかったのですが、1話を観てみたところ、ストーリーというよりは趣里にハマりましたニコニコ

 

主人公、神波亮子(趣里)は高校時代に司法試験に一発合格した才女。マイペース(個性的)で、友達がいない一匹狼。だいたい大きめのパーカーにロングスカートを着て弁護士っぽくない弁護士のキャラクター設定笑

 

彼女のキャラを形作った父親役は古田新太。一人娘を置いて行方不明になったり、ふらっとまた現れたり、何を考えているのかわからない役でピッタリすぎる!

お父さんの元同僚で、神波の所属する弁護士事務所所長役のYOUもまたピッタリ。

相棒役はジェシー(SixTones)。東大卒の弁護士で、神波に振り回されまくる役どころ。

 

主人公が事件をどんどん解決していくだけじゃありきたりだったんだけど、趣里が調査の過程でする七変化が凄かった笑い泣き

ある時は女子大生として合コンに、ある時はアイドル、ある時は噂好き主婦…!おもしろい音譜

そしてアイドルの衣装で踊る姿は趣里のお母さん(キャンディーズ伊藤蘭)を、紅茶をめちゃくちゃ高い場所からカップにそそぐ姿は趣里のお父さん(水谷豊)が扮する相棒の右京さんを彷彿させるという、小技…笑

 

 

このドラマはレギュラーキャストが弁護士事務所の5人+神波の父+神波のお友達1人の7人しかいないのだけど、そのためなのか、毎回のゲストが結構有名どころ!

 

萩原利久、佐津川愛美、佐野岳、秋元才加、石橋凌、石野真子、渡邊圭祐、前田敦子、近藤芳正、などなど。おかげで画面が寂しいということはなかったかな。 

 

石野真子の回に神波が弁護していた男の子、見たことあるけど誰だっけ?と思ったら、『不適切にもほどがある』のキヨシだった!立ち上がる

 

 

 

謎だったのは神波のお友達(中川翼)。彼女には"仲間"、彼女の父には"銀髪"と呼ばれる、コンビニ店員。凄腕ハッカーなのか情報屋なのか、なんかよくわからないけど超優秀な調査能力を持っていて、神波のために裏でめっちゃ働いていたけど、結局彼は何者で、なんで神波のためにあんなに動いてあげていたのか…、全然触れられなかった気がするキョロキョロ

 

あとジェシーの役。言葉を選ばずにいうと、ジェシーでなくても良い…?と思ってしまったあせる

なんだろう、ジェシーのパブリックイメージとは違う、熱量の高くはない、東大卒エリートの役で、そのギャップが面白いのかな?と思ったけど、そもそもあのキャラクターに特徴というか魅力というか…がなさすぎて…。

もっとジェシーを活かせるキャラ設定に出来たんじゃないのかなという気がして、もったいないなと思ってしまったうさぎただ神波に振り回されるだけなら、もっと思いっきり振り回されてひたすら情けない感じでもよかったのかな、とか。(そいういう、自由人に振り回されるエリートの役って、岡田将生が上手だよね笑)

 

ストーリー的には奇しくも、神波達の裁判の結果、日本を代表する大企業が不正を隠蔽したことがネットでバズり、CMに出ていたタレントに降板され、謝罪の場を設け・・・という、ものでした(このドラマはカンテレ制作だけどフジテレビの月10)。いま最終回を観なおすと、なかなかシュールです…驚き

 

(そういえば『リスクの神様』っていう、企業のリスク対策をする人達を主役にしたドラマあったよな、って思って調べてみたら、なんとそれもフジテレビだった・・・ガーン 10年も前にあんなドラマ作れてたのにね・・・ショボーン

 

 

話を戻して・・・、主題歌は、I Don’t Like Mondays!オシャレでかっこよかった音符

 

あ、これはどうやらオープニングだった模様。

 

主題歌はちゃんみな。でもこっちもかっこよかった気づき

 

 

趣里と古田新太を観るのにはとても良いドラマだった!逆にこの2人がいなかったら、可もなく不可もなし笑いいくらでも続編が作れそうな終わり方でしたが、もし続きがあるとしたら、キャスト続投なら観るかなニコニコ

 

以上!