すごいタイトル
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』
原田泰造主演で放送されていたドラマ。
マンガが原作なのね。
↓ちなみにそっくりです笑
土曜の深夜枠で、最初は全然気にしていなかったのですが、
3話くらいを偶然見て、ハマりました。
頑固で旧態依然な主人公の思考を現代版に"アップデート"していくお話。
主人公、沖田誠のキャラクター説明なんてこんな酷いのよ
何事にもまっすぐだが、デリカシーがなく、その言動は周囲に不快感を抱かせる。古い常識や偏見がこびりついており、家族からも嫌われている。
でも自分でアップデートしようとするところがまず素敵でした
そしてそんな誠の友達になって助けてくれる大学生・大地(中島颯太)が、とにかく人間が出来てる
菩薩なのか…?
とってもニュートラルで優しい考え方の持ち主。
中島颯太(FANTASTICS)の雰囲気も相まって、尊い
突飛なタイトルはドラマの途中で回収されていて、
おっさんがどんなパンツをはいていたって
- 誰も気にしない
- っていうかどうでもいい
- 本人の自由!
だと気づいた誠が、
自分以外の家族や大地の趣味嗜好をどんどん受け入れていきます
奥さん(富田靖子)と一緒にアイドル「RANDOM」のライブに参戦し、
可愛いものが好きな息子の翔(城桧吏)のために、お祭りの射的ではカワイイ雑貨を狙い、
大地とその恋人・円(東啓介)との結婚を後押しして仲人を引き受ける、
など、物凄いアップデートスピードです
誠以外にも、大地の大学の同級生たちの描写もとっても好きでした
というのも、
女性との合コンに誘われた大地が「ゲイだから」という理由で断った時に、
「なんだそっか~」っていう、
「彼女いるからごめんー」って言われた時も同じ反応するだろうな~っていう、
とてもあっさりとした反応だったんです
そして「じゃあまた明日ね~」みたいな感じで去って行った彼らを見て、
円は唖然としていましたが、
これが当たり前の世の中がもう少しでくるのかな
(でも歴史的に"男色"は平安~江戸時代くらいまで流行ってたというし、明治~平成だけがなぜか窮屈になってただけなのかしら…謎だわ
原田泰造は、アップデート前の頑固な昭和親父も、アップデート後の柔軟な令和のイケオジも、どっちも全く違和感がないからすごい…
よくこんな適役な人を見つけたなと
大地も似合ってたけど、翔もピッタリ!
そしてカルロス(沖田家の愛犬)が可愛かった
キャスティングした人達が素晴らしすぎるわ
カルロスグッズを発見
タイトルからおちゃらけたドラマかと思ってたけど、令和のバイブル的な感じで、昭和平成世代の大人みんなに見て欲しいドラマでした
原作マンガも気になるな。読んでみようかな
FANTASTICSのこの曲が主題歌かと思ってたけど、
これはオープニング曲だった。
主題歌はこちら。4-CaraTという新人アーティストのデビュー曲らしい。
どちらも良い曲でした