当初とっても期待していた『9ボーター』。
全話視聴完了したけど、最終的には好みではありませんでした…残念
『9ボーター』というタイトルだけど、年齢の事をごちゃごちゃ言っていたのは一瞬。
特に八海(畑芽育)は19歳だったこともあり、騒いでたのは本当に前半のみ。
六月(木南晴夏)は39歳で離婚してシングルに戻るかどうかみたいなところもあったので切実感はあったけど、七苗(川口春奈)に関しては本人そんなに意識してなさそうだったぞ…
最後まで観て、好みでないなとなった理由はコウタロウ(松下航平)!
私はお仕事シーンに現実味がないのがとても苦手なのです
コウタロウこと芝田悠斗は不動産会社の御曹司で副社長。
実家に帰ったあとは元のポジションに復職します。
でも、記憶は戻りません。
会社では、不在だった期間は病気療養をしていたことになっています。
無理がありすぎ
記憶がないということは、未経験と同じ状態。
副社長の仕事ってそんなに簡単にできることじゃないでしょ…?
いくら秘書がサポートしたとしても、限界があるはずだし、
さすがに周りもなんかおかしいことに気付くでしょう…。
仕事なめてんのか
でも病気療養で長期不在にしていても会社は回っていたのよね…?
なら逆に、副社長不在で良くない??
記憶が戻らないコウタロウに、あつ子(YOU)は
「だとしたらあなたはやっぱりコウタロウだ」
と言っていたけど、本当にその通り。
記憶が戻らないのに、元の仕事に戻ったり、元の婚約者 百合子(大政絢)との結婚を進めたり、そうやって元の人格として生きるのが周りへの恩返しだから、ですって
たしかに連絡が取れない間は心配をかけただろうけど、自分の意思で失踪したと思われて、捜索願も出さず、清澄白河にも1回しか探しに来なかった家族達より、記憶がない間にお世話になった人達の方に恩返しするべきじゃないの??
そもそも、「絶対(清澄白河に)帰ってくる」と言って神戸に帰ったくせに帰ってこなかったしね!
今期沢山あった記憶喪失ドラマの中で、ストーリーの中では記憶が戻らなかったパターン。
実際にこの状況だったらどうなるんだろうな。
仕事は、よっぽどの専門職でない限り、(ポジションは維持できないと思うけど)戻れる可能性はあるのかなと(悠斗は社長令息だからいいよね…笑)。
でも恋愛は難しい気がする。
百合子がとても可愛そうだったけど、
"自分のせいで嫌になって失踪したのかもしれないと思った"とか、仕事を辞めることも悠斗に相談してなかったとか、
「結婚してもうまくいかなそう」な線を結構張られてたのは、主役が七苗だからだよね
まぁ、とにかくコウタロウの身元が判明してからは、終始イライラが募るストーリーでした
終盤は八海(畑芽育)×陽太(木戸大聖)が可愛らしくてそこに救われた感じかな
あとこのドラマは、絶対Fukaseの優しい声に助けられてたと思う
主題歌も大事ね!
ということでほぼリアタイで視聴完了