堂場瞬一の『アナザーフェイス (文春文庫)』。
個人的には鳴沢了シリーズのイメージが強いのですが、この本のキャッチか、お店のポップだったかは忘れましたが、「堂場氏史上、最も刑事らしくない刑事を描いた作品」という言葉に惹かれて読んでみました。


アナザーフェイス (文春文庫)


読みながら思ったのは、ドラマor映画化したら面白いだろうなぁと言う事。
ストーリーのテンポがよかったというのもありますが、刑事モノですが残酷な描写もなく、諸々の設定が映像向きかなと笑

主人公は
・35歳
・元アマチュア役者
・超美人の奥さんを亡くして以来独身
・小学生の息子のシングルファザー
・怖い(頭のあがらない)義母(お茶の先生)有
・カナリのイケメンかつ長身、ただし本人にイケメンの自覚なし
・人に心を開かせる天性の才能の持ち主
・変装が得意で、運動が苦手
という設定チューリップ赤

鳴沢了も坂口憲治でしたが、「そんなイケメンの刑事いないだろ(笑)」とならない、原作からのイケメン設定であり、しかも変装道具を常に用意しているなんて、なんて実写向きなのかとキラキラ

誰がいいかなぁ?と想像しながら読んでしまいます(笑)

30代で、長身イケメン。
・玉木宏
・長瀬智也
・伊勢谷友介
・安藤政信
・玉山鉄二
・木村拓哉(まさかの!?)

20代、40代を入れてみるなら…
・向井理
・水嶋ヒロ
・西島秀俊
・福山雅治

長身設定を無視するともうちょっと広がるんだけどなぁ~シラー

息子=濱田龍臣くんとか美男美女の息子!って感じがしていいなぁ~にひひ
でも彼は設定の年齢よりちょっと上かな・・・。

そんな別視点でも楽しめるこの本。もちろんストーリーも読みやすくて、前述の通り怖くもないので、警察小説に手を伸ばさない女性でも読めるのではないかなぁ?と思います音譜