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肉親の死は人生では避けて通れませんが
私を強くしたのは
母の死です

高3年の春から約10年
母は癌で闘病していたけれど
精神面ではどっぷり甘えていました

亡くなるまで。


母がいなくなっても
「あれが🙎イヤこれがイヤ🙎」と
相変わらずわがままな私に
姉がピシャリハッとこう言いました


お母さんは、もうおらへん。
あんたのわがままを黙って聞いてくれてた人は
もうおらへんねん!


この、姉の一喝で

 ( ゚д゚)ハッ!

私はやっと目が覚めたんです

「このままじゃあかん」
自分の人生、自分でどうにかせなあかん
と。


無条件に何でも受け入れてくれた人はもういない
何をやっても許してくれた人はもういない
 
それを自覚すると
背筋がシャキっとします


主人も父を若い頃に亡くしていますが
結婚したとき

「親がいなくなると
自分の中で一本、筋が通るんや」

と話してくれました


最も身近な肉親の死は辛いですが
それが早い段階で来たのは
不幸でもなんでもなく
私には必要なことだったんだな、と
今は思います。