12月7日に投票が締め切られ、あとは年末の発表を待つばかりのハロプロ楽曲大賞’23。私も投票したので、その結果を記します。

 

 

1位 間違いじゃない 泣いたりしない / つばきファクトリー

 

これまでのハロプロにはなかった曲調で、斬新さは断トツ。つばきファクトリーにとっても新たなイメージを打ち出すのに成功した楽曲。これで私にとっては、つばきファクトリー+Shusuiが3連覇。昨年も書きましたが、贔屓なしで、単に楽曲の好みだけが判断材料です。

 

 

2位 シェケナーレ / OCHA NORMA

 

バックに流れる様々なシンセ音が懐かしくも楽しく、ウキウキしてきます。イントロの「シ ド# ミ ファ# ミ ソ# ファ# ミ ド# シ ド# ミ」(すみません、楽譜が読めないので、#と♭の付け方がわかりません)のところは『オトナブルー』のイントロにも通じるイメージの音色。その他パーカッシブなシンセ音などなどがあり非常に良いです。


ヤマハのシンセサイザーDX-7が出てきた頃にこんなシンセサウンドがあったなぁといった懐かしさに心惹かれました。そんなこともありこの順位。もちろん、その他の、ギターの刻みや、ストリングス、ラップなどの総体として好きです。

 

 

今年、これ以下にはそこまでの差がなく、3曲が3位。

 

 

3位 アイノケダモノ / アンジュルム

 

ジャングルっぽさをコンセプトとするカッコいい楽曲。ダンス映えにつながり、佐々木莉佳子を余すところなく前面に打ち出し、魅力を引き出しています。なお、冒頭の「パオーン」には疑問が。

 

 

3位 プライド・ブライト / Juice=Juice

 

このところのJuice=Juiceのシングルにはなかったエッジの効いたカッコいい曲調になっています。

 

なお、新曲ではないので、ランクには入れていませんが、アルバム『Juicetory』を初めて聴いた時に、冒頭の『ロマンスの途中(2023 10th Juice ver.)』のめっちゃドラムが前に出てきていて、かつ本来のドラムの音がくっきり聴こえてきて、テンションが爆あがりしました。

 

と思っていたら、バンド演奏が出てくるMVが公開され、こういうところがアップフロントの好きなところだと改めて思わされました。 調べてみると、ドラマーの小笠原拓海さんは山下洋輔さんというフリージャズのピアニストとのバンドからプロキャリアを始めている人で、そんなミュージシャンがアイドルソングのドラムを叩いているというのが素晴らしい。もちろんハマ・オカモトさんのベースもカッコいい。

 

 

3位 Wake-up Call ~目覚めるとき~ / モーニング娘。'23

 

拍子が変わったり、変調したりと、やや複雑な楽曲構成ですが、うまくまとまっているように思います。歌詞がモーニング娘。の歴史を踏まえており、作者の愛情とリスペクトを感じます。最後に「パオーン」という象の鳴き声が聞こえますが、これは『アイノケダモノ』と同じ音源なのか、違うのか。私には判別不能。

 

 

【番外編】

部門に関係なく、2023年に印象に残ったもの(卒業関連を除く)

 

・ ハロプロ25周年コンサートでの、浅倉樹々、小片リサを含むメジャーデビュー時メンバーによる(残念ながら岸本ゆめのは不在)『初恋サンライズ』

 

・ 同じくハロプロ25周年コンサートで、こぶしファクトリー『念には念』を披露する井上玲音

 

・ 同じくハロプロ25周年コンサートで相変わらずまばゆいばかりの輝きを放つ石川梨華

 

・ 初お披露目で、決まったばかりのメンバーカラーのペンライトに染まる会場に感動する川嶋美楓。(復帰が切望されます)


・バースデーイベントで、二十歳を祝う父からの手紙の読み上げを聞いた後、涙を堪えながら『My Days for You』を歌う河西結心(文字情報と、ごく一部分の映像でのみしか知らない。現在、DVDの発送待ち。)

 

・ 今年の大賞の対象期間外ですが、小片リサ『映画の趣味が合うだけ/ちいさな世界』がオリコン週間第2位。1位の乃木坂46とは売上枚数が大きく違うものの、1人当たり売上で考えると、知名度の違いを考慮すれば大健闘。なお、乃木坂の人数が分からないので、計算はできませんでした。

 

・ 歌唱動画がどれもカワイすぎる浅倉樹々ちゃん。MSMWではまだ観れていないので、来年こそは是非実物を観たい。