これは当事者にしか

分からないことだけど

 

 

辛い思いをしている人には

無理して声をかけなくても

 

 

いいです!

 

 

「何か言ってあげたい、励ましたい」

と言う優しさからなのでしょうが

逆に傷つけることが結構ある

 

 

昔からよく言われているのが

「頑張ってね」という言葉

 

 

近年では

「本人は頑張ってるのに

これ以上どう頑張ればいいの?」

…って声をよく耳にしますが

 

 

ひねくれ度が高いわたしは

夫のがんの転移が見つかった時や

亡くなった時

 

 

『頑張ってね』

 

 

…と言われると

 

 

わたしの耳には

 

 

「アナタ頑張ってね、アタシは

知らんけど…」

 

 

って聞こえてたのよね〜( ̄∀ ̄)

 

 

ひねくれちゃっててゴメンナサイ

 

 

実際その言葉にはそんな

隠れた部分もあると思う

言った本人も気が付いていないだけ

 

 

「頑張ってね」と言われて去られた後

その場にポツンと取り残された感が

半端なかったです

 

 

そして殆どの人は言いっぱなしになる

その後何かしてくれる訳ではない

 

 

それはそれで当然のこと

みんなそれぞれに生活があるのだから

 

 

ならばいっそ言わない方がいい

 

 

「頑張って」のひと言が

がん患者とその家族にとってどんなに

酷な言葉か…

 

 

でもね、がんって他人事じゃないのよね

わたしを含め明日は我が身よ〜←チクリチクリ

 

 

それと

 

 

夫の友達が病院へお見舞いに来てくれた際

去り際にわたしに向かって

 

 

「〇〇(←夫の名前)のこと

よろしくお願いします」

 

 

って言われた時

 

 

母の認知症が進行して辛かった時も

同じ言葉を聞いたなぁ…と思いました

 

 

母のすぐ上の姉

わたしの叔母にあたる人から

 

 

「親じゃけぇねぇ、仕方ないよね

まぁ、よろしゅう頼みます」

 

 

って言われた時

丸投げされたようで、その重みで

崩れそうになりました

 

 

心がいっぱいいっぱいの時は

「頑張ってね」も

「お願いします」も

 

 

アナタにとって所詮は他人事だもんね

 

 

って思ってしまう…

 

 

あぁ…まだひねくれてるかも

あたし(。-∀-)

これはきっと生まれつきね…

 

 

声をかけてくれるなら

「身体に気をつけてね」の

一言でいい

 

 

でも、同じ『頑張る』でも

語頭に一言付け加え

語尾を変えるだけで

意味合いが随分違ってきます

 

 

がんが転移したと

姑に伝えた時、姑は号泣しながら

 

 

「一緒に頑張ろうね」

 

 

と言ってくれました

もはやその時点で姑はよわい90を

超えていましたから言葉通りに

捉えてはいませんでしたが

一人じゃないって思わせてくれました

 

 

人は一人では頑張れないから

一緒にいてくれる人が欲しいだけ

 


一緒にいることができないと

分かっているのなら

言いっぱなしになる声掛けは

しない方がいい

 

 

ま、でも、こんなことは

当事者になるまで分からないことです

 

 

わたしもそうだったから…

 

 

きっとわたしもここに至るまで

何人もの人を傷つけて来たんだろうな

…と思いました

 

 

それもこれも当事者となって

初めて知ったこと

 

 

愚かなわたしは試練が来ないと

成長しないみたいです

 

 

いや、成長してるかどうかも

アヤシイけれど…

 

 

そういえば

夫を喪ってしばらくした頃

 

 

「お母さんが友達の中で

1番最初に未亡人になっちゃった」

 

 

…と長男に言ったところ

 

 

長男は

「じゃ、あとに続く人にこの経験が

役に立つじゃん」

 

 

と言いました

 

 

なるほどな、1番になったのは

そういう意味もあるのかな

 

 

いずれ役に立つ…のなら

それまでは死んじゃいけないな

とも思わせた

 

 

問題は

 

 

それまでボケずにいられるか

どうか…

 

 

だな( ̄∇ ̄)

 

 

 
 

 

それでは

みなさま

ごきげんよう

 

 

 

 

 

 

 

声掛けって

場合によっちゃ

水原一平みたいだにゃ

 

 

 

 

怖ぇ〜賭け

 

 

 

image

 

座布団

24億枚!

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

 

フォローしてね…