海外へはいつ行けるの？
オリンピック、始まりましたね
今のご時世では堂々と
海外に行けるのは
アスリートくらいですね
わたしたちも堂々と海外へ行ける日が
早く来ないかな
コートダジュールとモナコにある
別荘が心配で仕方がないわ
…と、いう妄想をしてみる
そんな妄想はさておいて
今の若者は本当に気の毒です
若い時にこそ色んな経験を積んで
色んなことを吸収するべきです
その為にも
海外へはどんどん行ってほしいのに
鎖国状態じゃどうしようもありません
ちょっと昔の話になりますが
息子が大学2年の夏休みに
メキシコに短期留学したのですね
メキシコ行きを聞いた時
何でメキシコなん？
何でなん？
…って思いましたが
ナンはインドの食べ物です
メキシコって
どこにあるか知ってんの？
地理は得意だった？
…って思いましたが
チリはメキシコの香辛料です
若者は海外へ行け！
息子がメキシコに興味を持ったのは
大学にメキシコ通の先生が
いらっしゃって感化されたみたいです
その先生のお誘いで超短期ですが
留学することになりました
当時は留学とメキシコが
結びつかなくて戸惑いました
でも、今思えばメキシコで
良かったかな…
そこは貧富の差がとても激しい国だそうで
息子がホームステイしたお家は
弁護士のパパと会計士のママが暮らす
3階建ての大豪邸
(あちらではパパ、ママと
呼ばされていたらしいです)
お手伝いさんも数人いたみたい
でも、ちょっと郊外に出ると
貧しい子供たちが学校にも行けず
観光客にお土産を売っている姿を見て
情に流されて買ってみたり…
(とっても不気味なお面買って帰りました）
そんな貧富の差を見ただけでも
彼の今後の人生に何らかの
影響を受けたはずです
出発する前に…
頼むからでっかい帽子をかぶった
人形とかは絶対買ってこないでね
無事で帰るのがお土産なんだから
↓でっかい帽子の人形のイメージ
って言って送り出しました
あ、送り出してないわ…
ヤツは大阪で一人暮らしだったわ…
素直な息子はその通り
帽子をかぶった人形は買わず…
…
人形は買わず…
…
…
ピンクの豹を買いました！
これ…何なん？
って聞くと
これねぇ…
笛なんよ！と言って吹いてみせた
今後私に吹けと？…
これだけではなくて…
…
黒い豹も買ってました！
豹好きか！
どうせえっちゅうの
しかも超重い
どのくらい重いかって
サスペンスドラマの凶器として使えるくらい
どうやら「人形は要らん」
って言った私が悪いのね
置物は要らない
って言えばよかったのね
この子たちは捨てるに捨てれず
今も我が家で暮らしています
帰国する前夜はステイ先のママと
遅くまで話し込んだそうです
その時ママから
「ここはあなたの故郷になったのだから
いつでも帰ってきなさい
私はあなたのメキシコのママよ」
…って言われて抱きしめられた息子は
泣いたらしい
息子はメキシコが大好きになったようで
卒業したらメキシコで働きたい！
とまで言うようになりました
で、今…
日本という国の
大阪という都市で働いています
それでも彼の中で留学の経験は
かけがえのないものになっている
…はず
いやいや…
絶対に何かを得ていると思うので
コロナ禍が収束したら
若い人たちは是非とも海外に
行ってほしい！
って切に願います
メキシコのおトイレは
水洗なんだけど
水流が悪いとかで
紙は流しちゃダメなん
だって
拭いた紙は
備え付けの入れ物に
入れるから…
トイレの中は
いつもくっちゃい
らしいよ
みんにゃ！
日本のトイレで
よかったにゃ！！
