以前のブログで、

私は「好き」という感情に無頓着だった、

というような記事を書いた気がする。

これまでの友達も、
与えてもらったものが多いので
こういう風に言うのは心苦しいけど、
別に私が彼女たちをとても「好き」だから
付き合ってたわけではなかった。

彼女たちが私を好いていてくれたから。

そこには、惰性と甘え、
そして義務感があって。

友人が困ると自分のことのように心を痛めてしまっていたのは、HSP気質だからというだけでなく、心のどこかで負い目を感じていたことも原因だと思う。

以前の記事を書いた時、受け身で人の好意に甘えていた自分を反省して、自分の「好き」を大切にしようと決めたんだ。

もうすぐ彼女たちとさよならをして一年。

1つ、自分の「好き」を見つけられた。
(論文と研究以外で。それは前から大好き)

それが、坂本真綾さん。

とにかく最初に見た時、
女神かと思った。

透き通っていて、
抜けるように白くて、
なんだか神々しい。

正直、私はアニメがすごく好き、というわけでもないし、歌声も全く音を外さない凄さに感動したけど、声が超好み、というわけでもない。

歌の歌詞が熱量を持って心に入ってきたというわけでもない。むしろ奉祝曲を作った菅野ようこ作曲の方がキャッチーな曲が多い気もする。

けれど彼女の「文章」に感動したのだ。

最初はその姿に、
次にその文章に、
そして彼女の世界観に。

彼女の言霊は文の方が強く伝わる。

なぜなら歌にするには難解だから。

けれどその難解な歌詞はこの世界の真実を確かに表している。

歌っている動画を見ながら、
彼女の歌詞を表示させて、
何度も何度も
どういう意味なんだろう、と陶酔する。

言葉にできない感覚を
彼女の詩はそっと撫でていく感じがする。

好きだなぁ。

坂本真綾さん。

とっても。

こういう女性になりたいし、

こういう世界観を共有できる人でありたい。


そう思った時、
あ、私自分の「好き」を一つ見つけたんだな、という感覚がふと心をに湧いてきた。

好きな歌手は?好きな芸能人は?
と聞かれても、旬な人を答えるだけで、特に「好き」と思える人がいなかった私に、

好きな人ができた✨

あれから私は

ちゃんと成長していたらしい😌

嬉しいな❤️

皆さんは
これが「好き」!と言えるものありますか?

今日も愛を込めて💕

今月の新刊ダ・ヴィンチより。
こんな40歳になりたいものです🌿