後編もこのKojunがブルガリアでの詳細をお伝えです。

ブルガリア2日目は日帰りでリラの僧院へ行くことに。

ここはブルガリア正教の総本山とも言える場所。

心して向かっていると、目の前に突然現れる

観光バス・・・そして、僧院の外壁。





世界文化遺産にもなっているこの建物、

門をくぐり抜けると色彩豊かな僧院が

壮観の雰囲気で建っていました。

観光客が帰った後の僧院は

山の静けさの中に包まれるのかなと思ってみたり。



教会の中には一面にイコン(聖人の図像)が。

幅が10mもあるものもあり

その一つ一つの装飾も見ごたえ十分。

蒸し暑いなかタクシー往復3時間したかいは十分ありました。

心洗われた気持ちで帰宅した一行、

夕食にブルガリア料理も堪能して

なんともすがすがしい気分・・・・・

・・のはずでしたが。

そこにまた昨日とおんっっなじように

ビリヤードやってる大道芸人とその旅の友。

なんと昼にはまじめに、今晩のビール代稼ぎに

熊さん着ぐるみを着てマックに行き、

路上で大道芸を披露してきたとのこと。

その写真見てるだけでも、快晴の空の下

暑さがひしひしと伝わってくる・・・。

その場の雰囲気でまたしても

着ぐるみビリヤード+トランプ2デッキ大富豪

(それぐらいしかエンターテイメントがないんです。)


そして罰ゲームを恐れたHiro

ブルガリアの綺麗なねーちゃんを探しに

他のバックパッカー達と一緒に飲みにさっそうと出かけていく始末。

そして綺麗な金髪ブルガリア人の英語の先生に出会ったそうで

ちょっとかっこよく口説いてきたそうで

彼もご立派ですね。



方やホステルのロビーでは昨日の罰ゲームとは打って変わって、

ウォッカを大貧民2ショット、貧民1ショット、

というまたしても無茶なゲームが・・・。

しかもユウキさんは

「ボトル全部終わるまでやるからね」

と冷静に宣言。

そこで早くもウォッカショットに耐え切れず
Ryuta
、負け逃げ・・・。

残された4人じゃ50%の確率で

飲まなきゃなんないじゃないですか・・・。

そんなバカな・・・・。(゜д゜;)

それでも夜な夜な5時半までやり続けた結果、

ボトル終わりました・・・。

正直ほんとに終わるなんて思いもしませんでした。

写真はもう分け分からなくなった

わたくしとTakao

ワケも分からず楽しそう。



まあ一つ残念だったといえば、ヨウジさん。

あなたが一滴もウォッカを飲まなかったことです。

1日目は2連敗して熊のぬいぐるみを着たというのに

あの夜のあなたは強すぎました。

昨日からの後遺症ならぬ二日酔い、眠気をおして

ソフィア3日目の観光は

バルカン半島最大のアレクサンダル・ネフスキー寺院。

今までとは一味違った建築様式の外観は

見ごたえたっぷりなもの。



そして、ソフィアの名前の元にもなった

ソフィア教会。

復元されたのにもかかわらず

こちらも赤レンガの聖堂が美しく

都会のど真ん中に静けさをもたらしている気がしました。



そして国立美術館でブルガリアの美術を鑑賞したあとは

目の前にあった市民公園で一杯。

みんなこのころには疲れが限界に達していたよう。

見てくださいこのTakaoのやるせない顔。



まあ今日の観光はこのくらいということで

飽きずにまた中華にいったんですが

4人またたらふく食べたにもかかわらず

安い!

28,69レフ=約2000

すばらしい。

一人500円でたらふくの中華。



安さに感動しながら次の日の早朝

電車でギリシャのへと向かいましたとさ。

今回は変わりまして、Kojunがまたまた

ブルガリアでおきた出来事を二回に分けまして更新していきたいと。。。

ブカレストからソフィアまでの灼熱の13時間・・・・。

何とか切り抜けました。

窓から顔を突き出し・・・。

駅で停車しては半裸でプラットホームへ。

えー数々の夜行列車でのハプニングに関しましては後日Takaoが番外編として

詳細に、正確に、かつ面白おかしく記事を書かせていただきますんで、

ご期待ください。

大半の人はヨーグルトのイメージしかないであろう

ブルガリアの首都ソフィア。

駅を降りた印象は、ハンガリーほど悪くなく

しかも今回のソフィアのホステル、“モステル”

驚きの駅まで無料送迎サービス付とのこと、

早速甘えてみることに。



実は宿の場所まで辿り着くのが毎回の難関。

ルーマニアで熱中症になりかけで、地元の住宅地を転々とし・・・

フランスでは予約が無いために1時間半も40以上のホテルと交渉した・・・

あの日々とはおさらば。

すばらしい。。。

まあ今度もチェックインが早すぎるためにロビーで待機すること3時間。

そうしましたらなんか日本人らしいルッキングなバックパッカーを発見!

久しぶりに他の日本人との世間話に花を咲かせる我々。

この大道芸人ユウキさん&彼の旅の友ヨウジさんとの連夜にわたる

壮大な着ぐるみビリヤード+トランプ2デッキ大富豪(罰ゲーム付)

を繰り広げることになるとは露知らず・・・・。




さておき世間話の後、3時頃久しぶりの中華を食べに行くことに。

メニューを開くとチャーハン(800g)むむむ・・・。

多いのか、どうなのか。

まあ「ブルガリアの中華は一人前で三人前はくる」

我々のバイブル“地球の歩き方”にも書いてあったのですが。

まあそこまで多くはないだろう・・・

と、普通にイギリスで注文している感覚でオーダー。

料理がきてみれば明らかに空腹の男4人でも食えない量。

ここは百聞は一見にしかず写真をご覧あれ。



それはさておき観光開始。

教会に向かっていたのですが、そこで近いから行ってみるかぐらいの感覚で

訪れた温泉くみ場。その名前の通りの場所だったのですが、

そこで我々はこれぞブルガリアとも言える体験を。

蛇口から出てくる温泉を皆様自由に使ってらっしゃる。

手や頭を洗ったり、ペットボトルに入れてたり、しまいには靴まで洗ってる人も

ということで地元の人に習って、水浴びならぬ温泉浴びをしてみることに。

それがこの暑い中のくせに、温泉が気持ちいい・・・。

さっぱりしたところで一枚。



お次に向かいましたのは地下教会。

教会自体が半分地下に埋まっている場所で、

こともあろうに大通りのど真ん中に埋まってるじゃないですか。

中に入ってみると、小ぢんまりとしていて

なぜここまで小さい教会を作ったのか、

作らなきゃならなかったのかというと、

ここブルガリア、トルコに征服されていた時代がありましてその当時は

キリスト教の信仰も禁止、

そのためにヒソヒソとお祈りをしなきゃいけなかった、

というわけらしい。



代わりにイスラム教の教会はすぐ近くにあるのだが、

それはこの地下教会と比べると巨大なもの。

小さいながらもこの国の歴史を感じさせる建物でした。

その後もブルガリア正教の教会を2つほど回り帰宅。


ここで悪夢が待っていました。

帰ってみると、ロビーでビリヤードをしている

ユウキさんとヨウジさん。混ぜてもらうことに。

ここでやはり大道芸人ユウキさん・・・

発想の転換がすばらしい、なぜかたまたまあった熊の着ぐるみをさして

「負けたチームが着ぐるみ着るってのは??」

いやいや・・・暑いって。絶対。

ここクーラーないよ・・・そしてこのくそ暑い夜。

着ぐるみですか・・・。

まあ実際つらくなきゃ罰ゲームじゃないんで・・。

着ぐるみビリヤード開始。



写真は熊さんの顔をかぶりながら次の一打を打とうという無謀なHiro

そしてそれを助けるRyuta

わたくしも負けましたのでわかるんですが、

この着ぐるみ、暑いはもちろん、

そんなに可愛くない+視界がむっちゃ狭いんです。

まあ、Hiroの苦労はご想像にお任せします。

次に始まったのが、

トランプ2デッキ大富豪(罰ゲーム付)



そう、2つのトランプのセットを混ぜちゃって大富豪しようというゲーム。

ありえないカードのペア、そして革命は日常茶飯事・・・

しまいにはQ7枚出し・・・

もうむちゃくちゃなゲーム展開。

それに加えて大貧民は次のゲーム中


熊さん着ぐるみフル装備。

最初の餌食は2回連続大貧民のヨウジさん。

ユデダコになりながらの罰ゲーム、

ほんと~にお疲れ様でした。

俺もTakaoも最後にはフル装備したんですが、

水を飲むときでさえ着ぐるみを取るのは許されまい行為。

ストローを使って着ぐるみの鼻の穴、目の穴から皆さん

巧みに水分補給してました。



その中で底力を発揮して

Hiroだけは大貧民にならず・・・。

一度でいいから彼にも、着ぐるみ経験してほしかった。。。



やっと開放されたヨウジさん+

これから着ぐるみのTakao



その後、汗臭い着ぐるみを着る俺。


後編に続く。


さて15時間の夜行列車にてブカレスト入りした我々。2007年1月にEUに加盟したとはいえ、日本からの直行便が無いルーマニア。こういう旅以外は来ないであろう未知の世界に期待を膨らませつつ~~~~~



とっ言うわけで今回もRyutaがルーマニアの旅をお伝えします!

さて、あまりに電車が長いので、ハンガリーを真夜中に出たのに着いたのは午後3時すぎ。

お疲れモードの中、次の都市ソフィアまでのキップを買いに駅をうろうろ。3つも窓口をたらいまわしにされたあげく、国際線を売っている窓口は1つしかないという始末。。やる気のない窓口のおばちゃんとHiro & Kojunが奮闘の末、結局1時間半ほど並んでついにキップをゲット!

そこに並んでいたスイス人の兄ちゃんによると、「ルーマニア人は働いてる人以外みんなとっても親切」とのこと。。



ホステルに向かうため歩いていると、すぐその言葉の意味を理解する。道がわからなくて困っていると、みんなすぐ片言の英語で助けてくれる。でも地下鉄のキップ売りのおばちゃんは無表情。。



今回のホステルも、いわゆるプライベートルームというタイプ。ルーマニアの典型的な団地の一室で、そこにまって居たのは短パン一丁のおじちゃんコンスタンティン!インターネットのやりすぎでクマができていてるw それを見たHiroが一言「パンダだ!」

そこでちょっとパンダにルーマニアについてお話を伺う。最近まで社会主義だったルーマニアではその時代、テレビは1チャンネルしかなく、一日1時間しか放送されなかったらしい。革命後の生活を楽しんでますか~と聞くと、「インターネット、携帯、テレビ最高!!」と、今の人生を存分に楽しんでる模様のコンスタンティンなのでしたw


次の日から観光を開始。

まずはホステル近くのマーケットに行ってみる。スイカやたくさんの野菜が売られており、いい匂いがただよってる。というわけで早速スイカを購入。激安!なんと一個150円ほど



中欧の安さに感動しつつ町の中心部へ地下鉄で移動。驚いたことにこの国の地下鉄は意外に発達していて、ドイツと同じようにすべての車両が繋がっている。でもキップ売り場は窓口のみだったりと、まさに国の発展の真っ只中にいる感じが面白い。



さてやってきたのはブカレスト唯一?の観光名所・国民の館。社会主義時代の独裁者チャウシェシュク(舌噛みそう)が国民が苦しむ中、1500億円もかけて建てた独裁の象徴で、建造物として世界第2位の大きさを誇る。なんとピラミッドより大きいらしい。



でっ、でかい。。かなり遠くからでも目に入るその大きさは異常なるでかさ。そしてその内部は、さらに果てしないものだった。なんと総部屋数3000室以上。おんなじ様な部屋というか、馬鹿でかい空間がたくさんあって、一部屋についているスイッチの数も半端じゃない。





あまりの無駄さとセンスのなさで空気が重く、“ファッションデザイナー”Takaoは気持ちが悪くなってしまった模様。。

統一大通りを歩いてやってきたのは、丘の上にある大主教教会。ルーマニア正教の教会で、今まで見てきた教会とはまったく違った雰囲気をかもし出している。




次に向かったのはクレツレスク教会。一歩中に入ると、都会の真ん中にあることを忘れさせてしまうほどの静けさで、その中ひたすら祈りを捧げる人々に、信仰心の強さを感じた。






さてあまりの暑さに扇風機を買おうということになり、デパートへ向かうことに。そこに向かう道は改装中なのか、はたまた発掘中なのか掘り起こされていた。

細い道をくねくねと行き、辿り着いたはブカレスト随一の高級デパート、VICTORIA。ヴィクトリア・ベッカムを彷彿させる、ゴージャスなデパートなのかと思いきや、何もないデパートだった。。扇風機もなく、しぶしぶ退散。



その夜、夕食はコンスタンティンお勧めのルーマニア料理屋で食べる。途中でルーマニア伝統のダンスを見ながら、ルーマニア料理を満喫する、



翌日。

みんな疲れてるので遅めのスタート。。昨日買っておいた食材で、久々のイングリッシュブレックファーストを作り食べる。冷えたスイカをデザートにむさぼり食い、行動開始。

今日は美術館に向かう。ルーマニアの画伯たちの絵を見、昔のルーマニア人の生活を垣間見た。



灼熱の中ぷらぷらしていると、教会があったので覗いて見ると結婚式をしていた。しかたがないので外から写真をパシャリ。





その後近くの湖に向かう。ルーマニア人の憩いの場らしく、みんな日光浴をしたり泳いで楽しんでいた。



ホステルに戻り疲れたみんなは、ディスカバリーチャンネルに見入るw新聞紙の作り方やコンタクトの作り方に真剣に見入ってしまた我々。

最後にコンスタンティンと写真をパシャリ。結局この3日間おんなじ格好だったコンスタンティン。



ディスカバリーを長く観すぎてしまって、微妙に焦りながら駅に走る。出発3分前に駅に駆け込むと電車は80分遅れの模様。ほっとしてマックで夕食をとる。その後に地獄が待っているとは露知らず。。

電車がやってきたが、どうも俺らの車両が無い。どうやらここで連結するらしい。そこにやってきたのはさっきまで炎天下の車庫にあったであろう車両。

一歩足を踏み入れると、そこには地獄が待っていた。。。あ、あづい。。言葉にもならない暑さ、というより熱さにみんな脱ぎはじめる。



車掌さんがにこやかに「15分もすればクーラーが効いてくるよ。」と言う。が、クーラーから冷たい風が出てくることは一度も無かった。。。

てなわけで、ブルガリアへ灼熱13時間の旅へ出発する一行でした。