NYスタイルのフラワーアレンジメントとして、日本クラブ(57St.)で教えている野田先生のアレンジメントのレッスンをとってきました。
夏の間は、トロピカルフラワーを使ってという、単発のセミナーです。
野田典孝先生は、池坊の教授でもあり、両方とも日本クラブで教えていらっしゃいます。池坊のすばらしさを、この前の日本クラブの展覧会では存分に見せていただきました。
フラワーアレンジメントは、もりもりっと。そして、池坊はラインがスッと。その対照的な活け方が印象的でした。
野田先生は、以前ハワイに2年間ほど住んでいらしたことがあるそうで、その時に習ったトロピカルアレンジをご披露くださいました。
今回の作品は、名づけて「ちまき活け」です。(笑)
グロリオサリリーとを使いました。これは日本製で、つまり日本からの輸入花でとても高価なものです。小さなつぼみから、どんどん色がついてきて、最後は真っ赤にそまったような感じに開きながら咲きます。
このグロリオサは、マンハッタンの花屋でもほとんど手に入りません。この前の沖縄のセミナーでは使いましたが、つまり、本当にトロピカルフラワーなので、NYではむずかしいのです。
ふろしきのようにまいてあるのは、ハランです。英語ではタイリーブス。こんなに大きくて長いのは、フラワーアレンジメントではほとんど使いません。生け花では使いそうですが。
その長いものを4枚重ねてまとめて、ラフィア(わらのようなもの)で結び、中にはオアシスをしのばせてあります。
まるでふろしきみたいですし、ちまきのようでもありますね。
これは、バックを白にして撮ったものです。↓
同じ写真でも、バックが違うと印象も違いますね。全く同じようにセッティングして撮ったものですが。
来週もまたレッスンをとります。
バックグランドが池坊の先生のフラワーアレンジメントは、またとてもおもしろいですね。新しい刺激があって楽しいですよ。