西陣織会館☆十二単☆その2
「その1」の記事の続きです。プロカメラマン撮影はデフォルトで1枚のみですが、オプションで追加できます。たくさんスマホで撮影してもらったので1枚追加しました。(2,500円となります)少しアップ気味を選びました。もちろん、スマホで全身も撮影していただけます。MY衵扇に持ち替えました。そして、衣紋者さんが正しいと言っている、唐衣の上に裳を装備する着方です。後ろ姿。誰が着てもこのシルエットになりそうですね。カメラマンさんがさすがプロだなあと思ったのは、裳のアップ写真を撮ってくれたこと。素人では思いつかないと思います。他に何か思いつくポーズがあったら、してもらっていいですよと言われましたが、小物が扇しかないので、限りがあります。そこで、装束を脱いでしまう前に、袿姿を希望しました。日陰の糸も外してもらいました。今思えば、カメラマンさんの後ろに几帳があったので、それを使わせてもらえば良かったです。(特に几帳使用の提案はされなかった)再びMY扇を使用しました。後で画像を見返すと、MY扇の写真が大半だったので、貸出の檜扇を使えば良かったかも。月を眺めて物想うかぐや姫のイメージで。画像ではぜんぜんわかりませんが、立膝をしています。口元に年齢が出ますので、隠すといい感じになります。カメラマンさんに、MY扇の裏面を見せるポーズを提案して頂きました。たくさん撮影してもらったので、そろそろ終わりにします。時間を見ると16時前でした。肌着姿になったらお化粧を落としますが、おおまかなメイク落としは、先程のメイクスタッフさんが行ってくれて、楽ちんでした。着替えが終わり、荷物を整理します。帰る前にプリントした写真を貰いました。追加した写真の代金を現金でカメラマンさんにお支払いし、会館をあとにしました。たくさん撮影していただけて、とても満足しました。几帳を使うチャンスがなかったことだけが、心残りではあります。ということで、19,800円+写真追加代2,500円で22,300円の支払いでした。家に帰ってからプリントされた写真を見ました。立ち姿はともかく、座り姿では楕円形○で写真を覆ってあるのでなんだかもったいなくて、台紙は引き剥がしました。それにしても、見事に下ぶくれの平安顔…写真はセロハンテープで貼ってありましたが、まだ時間が経ってないので写真自体にはあまりダメージを与えずに剥がすことができました。(しかし袴のあたりに少しだけ、テープの剥がし跡が白く付いてしまった)なお、公式サイトには、男性は束帯、女性は十二単となり、女性の束帯はダメっぽい表記がありますが、衣紋者さんに訊いたところ、2024年12月時点で女性の束帯のみ、OKとなったそうです。男性の十二単は、着てみたい方には残念ですが、やはりNGとのこと。なので、次回はぜひ束帯を着にお越し下さいと言われましたが、33,000円は、とても私の支払える金額ではありません。むろん、西陣織会館での十二単体験もこれがラストとなるでしょう。あー宝くじで100万円とか、当たらないかな。