11月第3木曜日はボジョレーヌーボ解禁の日。

毎年日本はこの時期になるとお祭り気分になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ボジョレーヌーボは、つまりブルゴーニュ地方のボジョレーで作られる新酒のこと。

8月後半から9月に取れたガメイという品種を、わずか3か月弱の醸造期間で作られたワインは、ブドウ本来のフレッシュさと飲みやすさを兼ね、まさにみんなでわいわいしながら飲むお酒に最適な存在です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルゴーニュ地方の特徴として、毎年の天候が不安定な故に、ビンテージによるワインの味は大きく異なります。

ヌーボーもそんな特長があり、毎年のワイン品質とキャッチコピーはチェックしておきたいものです。

2019年の出来はいかがでしょうか。

 

実は2019年は天候が厳しかった年と言われています。

4月には霜、7月は猛暑と思いきや、8月には大雨や雹まで… 

しかしそんな厳しい年でも、最終的には醸造者の努力により素晴らしいワインができたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな2019年ボジョレーヌーボのキャッチコピーは

「濃縮した果実味と上品な酸味が味わえる」とのこと。

 

これは楽しみですね。実際いろいろ飲んでみました。

 

 

 

 

 

 

 

定番の赤から、泡もいろいろ飲みました。

確かに例年よりフレッシュな果実味が印象的で、酸味は穏やかです。

ものによっては酸味の程度が変わりますが、全体的に控えめです。

香りはヌーボーの特徴でもある、醸造由来のバナナやキャンディー香が分かりやすく、フレッシュなイチゴやクランベリーの香りも。

そしてタンニンや余韻もほどよく、これヌーボー?と思わせるようなキレイな作りのものすらありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

正直ボジョレーは比較的に酸味が強く、苦手の印象でしたが、今年のような味なら私も楽しめると嬉しかったです笑。

今やコンビニーでもヌーボーが置いてある時代。

私のように酸味の許容度が低い方でも、ヌーボーはちょっとと敬遠しいてる方でもぜひ今年のヌーボーを飲んでみてください。

 

 

11月に開催される平日のマリアージュ会では、私が一押しのボジョレーヌーボも提供します。初心者が飲みやすいではないかと思う一本を、ヌーボーにまつわる逸話と供に楽しんで頂けたら嬉しいです。

 

 

 

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