浅岡雄也さん、ソロライブ
PianoとCelloとアコギの夕べ
@神楽坂theGLEE

耳と目と心が忙しい。
魂が揺さぶられるほど美しい音。
調和しつつも各々の個性がぶん殴ってくる、ライブと言う名の天下一武道会。
あの空間の音を浴びてしまったら、もう、後戻りできません。

まずは、昼の部。

真ん中の通路を通って登場する皆様。
( ゚□゚)この距離!
この距離を!
通って!←文字では伝わらず
素敵だなぁ。今日も素敵だなぁ。
困る(´;ω;`)


『アシタガクルマデ アシタハクルカラ』
これは元気が出ますよね。
でも、大変なんです。
一曲目から、すごくいい声でぶん殴られるじゃないですか(´;ω;`)
耳と目と心が忙しい。
素敵で見惚れてしまわないように、心を強く持って、耳をしっかりと向けていなくちゃいけない。
聞き惚れていると、視界の記憶が曖昧になってしまうので、心を強く持って、目を向けていないといけない。
ハードルの高い精神技。
結果、目も耳も脳のCPUも足りない。

『Planet~生命の惑星で~』
夏のライブで心鷲掴みにされたので、また聴けて本当に幸せです。
キーの高いクリアボイスも素敵ですが、Bメロの優しい低音の響きも大好きです。
ピアノ、チェロ、アコギの編成がこの曲にめちゃくちゃ合います。

『これから』
take2も込みで素敵でした。
サビの伸びやかな歌声。
言葉を伝える力のすごさを再認識。

『君の翼で』
「願えば叶う そんな夢はなくて」
など、この詞が大好きで聴くたびに心に沁みます。
ピアノ・チェロ・アコギに綺麗に乗る歌声、素敵でした。

『さらば情熱の碧き花よ』
やっぱり世界観が素敵。
映し出される映像も相まって、楽曲の世界に引き込まれました。
馬場さんとのハモり、特に「春・夏・秋・冬」の箇所。たまらないです。
この世界観を際立たせるチェロの響きと、「久遠」など日本語の美しさ。
お気に入りの曲が聞けてとても嬉しいです。

(MC)チューニングのお話。432・440・442。とても興味深かったです。こう言うお話が聞けるのもとても嬉しいです。


『世界の真ん中で』
これも映像、素敵でした。
優しい歌い出しとサビの声の伸び。
いつも聴いている音たちがさらなるパワーアップ感。贅沢だなぁ。

『アシタカラホンキダスンダ』
これは最早、吉野さんのピアノと浅岡さんの歌唱のタイマン。
「鍵はないと気づかずに」の歌い方、めちゃくちゃグッと来ました!(細かい(^_^;))
ほんと、吉野さんのピアノの戦闘力の高さに、対峙する浅岡さんの歌唱力の強さ。
れんごくさんとあかざなのかな?
音楽格闘技だった。

『Show must go on』
やられた!
吉野さんのピアノにやられた!
ジャズっぽいイントロのソロ!
最高にかっこいいじゃないですか!!
全身の血が沸き立つくらいテンション上がりました。
随所に散りばめられるグリッサンドと間奏のアレンジ!キラッキラです!
そんな戦闘力強いピアノにも負けない、どころか、真っ向勝負の浅岡さんの歌唱。
もう、音楽格闘技。
もう、至高の領域。
君も鬼にならないか。
そして共に戦おう。←

『アナタトミライヲ』
強い!
アナタトミライヲが、こんなにも力強い。
チェロのソロも強い!

『ハピエンハピライフ』
これは終始ニコニコしちゃいます。
手拍子、楽しかった(*^^*)
ミニタンバリンで浅岡さんが楽しそうにリズムを刻んでいるのも嬉しかったです。

『FLY』
かっこいい(´;ω;`)
バビさんの安定のハモり、素敵すぎ。

『ヒカリ』
夏に聴いたときとはまた違う印象で、それは世の中の変化と私の受け取り方かもしれないけど、見えてくるヒカリがとても強かった。まだ見えないヒカリを求めていた夏と、少しずつでも視界が拓けてきた秋。
「ヒカリはある。きっと」
やっぱり、今、とても響く歌だった。
聴けてよかった。

『ウタハトビラアケテユク』
イントロのアレンジ、素敵でした。
ラストに向けて、メンバーそれぞれが力強く疾走していく感じがとても心地よかったです。



「楽しい、しかなかった!」
最後にそう仰っているのがとても伝わってくる、素敵なライブでした。
あの場所にある、音を伝える空気すら含めて、とても贅沢な音に囲まれた時間でした。
あんな音を浴びてしまったら、もう、後戻りできません。

そんな、今日も歌唱力でぶん殴られて大パニックな昼の部。
泣く泣く神楽坂をフラフラ転がり落ちて帰路につく私。
そして、その後、配信での夜の部のセトリで瀕死なることなど、このときの私は知るよしもなかった。


→夜の部へと続く。