知的障害や発達障害をもつ3人の子供を育てています。
お嬢
特別支援学級在籍の中学1年生
軽度知的障害(IQ70)
独特な感性を持つ天然ガール
ちろる
特別支援学級在籍の小学5年生
軽度知的障害(IQ73)+ADHD疑い
食いしん坊のお調子者
うりすけ
幼稚園と療育園を併用する年長児
ASD積極奇異型(FSIQ106)
世界は自分中心に回ってると思ってるお年頃
子どものこと⋯というか夫の話がメインになるかなぁと思うのですが、
の記事で話したお嬢の国語力の話。
これ、本人の凹凸の問題もありながら、夫の遺伝かもしれないということがわかりました。
例年は私がやるのですが、今回偶然、お嬢の宿題のサポートを夫にお願いしました。
内容的には小学校2〜4年生程度の国語の問題(主語・述語とかこそあど言葉とか)です。
開始10分、2人でプリントを眺めていたと思ったら夫から
わ⋯わからん⋯?
そんな難しい問題あったか⋯?
と思って見てみたのですが、「次の文を読んで、━━の引いてある言葉が何を指しているかを文中から書き抜きなさい」というこそあど言葉の簡単な文章問題でした。
「これ、こんなところにあったのか。」
と、けんたさんはテーブルの下にある消しゴムを拾いました。
みたいな感じのやつです。
「これ」が指すのはどれ?って問題なので、答えは『消しゴム』になるという。
「え、これ小学校で習う基本的なやつやん」
と思わず言ってしまったところ
と衝撃の返答が
まじか。
と一瞬うろたえましたが、よくよく考えてみれば夫は極端に漢字の読み書きが苦手だったり、簡単な文章でも「なんて書けばいいかわかんない」と言っていることが多いかもしれないということに気が付きました。
普段、LINEでやり取りしてても主語がなくて何の話をしているのかわからなかったり、どこかに電話で問い合わせをする際に突然カタコトになったり、職場に提出する書類の説明書きを読んでも内容がサッパリ理解できなかったり⋯
長く一緒に暮らしていて慣れてしまっている部分がありましたが、客観的に考えるとあまりにもかもしれない⋯と色々思い出してみました。
・子どもや私の名前の漢字を書けない(私も子どもたちもそんなに難しい字は使われておらず、小学校で習うものや”依”のような簡単な構成の常用漢字です)
・主語のない文章が突然送られてくる(「更新いつ?」など。前触れなく送られてくる上「何の」や「誰の」が抜けていて意味がわからない)
なんなら特に関わりもなく初めて連絡するところでも「〇〇ですけど」から入る。)
私が対応したスタッフなら「どこの〇〇さんやねん」とか「何の受け取りやねん」ってなると思う。
「そちらで△△を予約している〇〇と申しますが、最短での受け取り可能日を確認させていただくことは可能でしょうか?」のような言い回しができない人です。
・敬語がまともに使えない(例:先方に出向きたい場合に「△日にそちらにお伺いしたいと思っているのですが、ご都合いかがでしょうか?」→「△日にそっち行きたいんですけどいいっすか?」など)
完全にお嬢そのもの
敬語に関してはお嬢よりひどい
一応、社会人を30年近くやってる人です。
そしてこれでも、長い時間をかけて私が矯正した結果です。
最初は挨拶すらまともにできませんでした。
まずね、「こんにちは」がちゃんと言えないんですよ。
「ちわ〜」って言うんです。
お前は三河屋のサブちゃんか。
当時ハタチそこそこだった私、ドン引き。
「ちゃんと『こんにちは』って言わないとダメだよ」と何度も注意をし、どうにか親しい人以外には「こんにちは」と言えるようになりました。
『育ちの問題なのかなぁ⋯』なんて漠然と思っていましたが、色んなことを総合的に考えるとそこの発達が著しく遅れているのでは⋯?という恐ろしい仮説に辿り着きました。
お嬢だけではなくちろるにも似たような傾向があるので、遺伝だとしたらもうどうにもならないのではと先行きが不安すぎる母ちゃんです