hueとathelasによるスプリットアルバム。
両者とも東京で活動する若手エモバンド。知名度的にはまだまだこれからな感じですが、いや、これはどちらも相当な原石ですよ。
まず、hueから。
このバンドは3cm tour系列の日本語エモコア。絶叫などからポストハードコア的なアプローチも感じます。
切ないメロディーに散文的な歌詞、さらにはポストロック通過の美しさも備えているのに、なかなかどうして泥臭さが抜けきってない。そこが個人的に凄く良いと思う部分。
エモというのはオシャレぶったところで、結局泥臭くてダサい音楽なのだ!そこが良いのだ!
対するathelasはどちらかと言えば洋楽テイストを取り入れたエモサウンドを披露。
美メロにキャッチーなボーカルとツボを押さえつつ、ストレイテナー辺りのギターロックファンにまでアピールてきるポップネスも備えていると思います!
M1は激しさの中にも高揚感のあるメロディーラインが良い感じ。
切ない大合唱エモM2。ポストロック風のサウンドが綺麗。
M3は壮大なエモーショナルナンバー。
美しく絡み合うサウンドが気持ちいいM4。程よいヘヴィさもマル。
M5は日本語詞のアッパーチューン。
切ないエモバラードM6。
これは良質なスプリットアルバム。国産エモをチェックしてる人ならマストです!
hueとathelasどちらも今後の重要バンドに成長してくれると思います!
てか、これはどっちもライブ見てみたいな。
hue
1.ハロウ
2.ちゃんとする
3.越えて
athelas
4.invitation
5.No idea
6.meal
VERDURE (ヴァージャー)をアマゾンで見てみる
![にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fmusic.blogmura.com%2Fcdreview%2Fimg%2Fcdreview88_31.gif)