こんにちは!

0歳〜養護学校卒後のお子さんの発達を促す小児発達セラピストのみやちゃんです!

見に来て下さり、誠にありがとうございます✨


今回の記事でも、


1.みやちゃんが実際に発達支援として介入させて頂いたお子さんのお父様お母様からの相談内容


2.みやちゃんがどの様に考えたか


3.実際にお家でどの様な遊びを取り入れてもらったか


4.そのお子様はどう変化したか


をご紹介し、

お家での遊びを少し工夫すると運動発達を促す事ができる!」をお伝えしたいと思います。


お子さんに対して、今回の記事と同じ様な疑問をお持ちのお父様お母様へ届けば嬉しいです✨


よろしくお願い致します!



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1.「発達がゆっくりですね。」と検診で指摘された1歳のBちゃんのお母さんよりご相談



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ハイハイじゃなくて、うさぎ跳びで移動してます。ハイハイできた方が良いのかなぁ…。



なるほど!

うさぎ跳びになっちゃう理由と、お家で出来る事をお伝えしますね♪

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ちなみに…



うさぎ跳びの事を、

「バニーホッピング」

とも言います!

四つ這いの姿勢から両手を同時に出す→続いて股関節と膝関節を深く曲げた状態で、両足を同時に出す移動の仕方を言います!

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2.みやちゃんはどの様に考えたか。


①両肘を伸ばした状態で頭や上体を支える力は付いてきた。

四つ這い姿勢でお肘を伸ばした状態で身体を支えられてれば◎です✨

ただ、この時「肘が軽く曲がっている、手の指が力強く握り込んでいる」等の様子が有る場合は、手で体重を負荷する事についてもアプローチが必要なケースもあります。


②まだお腹周りから腰回りに掛けて体重を支えられるだけの筋力が付いていない。

四つ這いは、手を付き肘を伸ばし、股関節と膝関節が直角に曲がった状態で姿勢を保持出来てる状態の事を言います。


この時、その姿勢を保つ為に肩周りからお腹と背中、お尻と太ももの筋肉が協調してバランスを取る為に働く必要が有ります


うさぎ跳びの姿勢は、お尻が地面に近い位置にあり、股関節と膝関節が深く曲がっている状態です。


↑こちらです。


お腹と背中、お尻と太ももの筋肉をバランス良く使えてないと、その様な姿勢になる事があります。



③四つ這い姿勢から前方へ進む際に、片手を前へ伸ばすが、その姿勢を保てない。

お子さんが動き出す時は、パパやママの所へ行きたい!興味のある場所(物)へ行きたい!…となった時です。


その際に一方の手が前方へ出始めます。

そうすると、反対の手、両方の膝〜足先のみで身体のバランスを保たなければならなくなります。

②でお話した様な体幹や腰回りの筋力が体重を負荷出来るだけの力が備わってないと、バランスを崩してしまい、一方の手さえも持ち上げる事が難しくとなります。



④左右の体重移動が各姿勢(うつ伏せや仰向け、座った姿勢等)で経験不足であり、手と足を交互に出す事が出来ない。

歩行の時にも重要になる、左右の体重移動についてです。


③でも記載しましたが、左右の内どちらかを動かしたい時は、反対側へ体重移動をして安定した状態でないと動かすことは難しくなります。

その経験は、仰向け、うつ伏せ、お座りの姿勢の中で自然に行い、積んでいきます。

個々のお子さんの発達を遡った時に、いずれかの姿勢で左右への体重移動の経験が積めていない事が時々有ります


四つ這いは取れるけど、そこから手と足を左右交互に振り出してハイハイで移動することが出来ず、前後の重心移動だけで済むうさぎ跳びを選択し移動している可能性があるのです。




Bちゃんがうさぎ跳びを選択していた理由として…


・四つ這い姿勢は股関節と膝関節が深く曲がった状態でキープしていました。

・お腹周りや腰周りの筋肉で体重を支えてバランスを取る経験がまだ足りなかったと考えます。

・更に股関節を直角に曲げた状態で、左右に体重を移動する経験が必要でした。


ですが、

・人や玩具への興味はとてもあり、一生懸命近付こうとしてくれました!

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上記を踏まえて、

3.実際にお家でどの様な遊びを取り入れたか。


ニコニコ安全を確保した上で、パパやママの身体やソファー、ベッドなどよじ登る遊びを取り入れた。

よじ登る時に、膝立ちを介すことで股関節で体重を支える練習になります。

そして、よじ登ろうと足を持ち上げる際に、持ち上げない方の股関節に体重が乗るので、左右の体重移動の経験が積めます。


実は、お伝えしたのはこの一つだけでした!







4.その後、どの様に変化したか。


なんと!


1ヵ月もしない内にハイハイが出来る様になりました!


この方法が合っていた理由として、

お子さん本人が身体を動かす事が好きだったこと。

玩具や人に興味があり、パパママも促しやすかったこと。

以上の事も要因としてあると思います。



この様に、


お家での遊びを少し工夫すると発達を促す事ができる!


のです✨






ですが、今回のご相談に対しては、パパ、ママに別途お伝えした事が一つあります。



ハイハイを必ず出来る様にならなくちゃいけない…と、言う事は無いです。

仮に、ハイハイの経験が無くても歩ける様になる子は多くいます。

ハイハイの中で身に付く発達の要素については、歩ける様になってからでも経験を積む事は出来るのでそこは安心して下さい✨

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お子さんの発達で、〇〇しなくちゃいけない!

…そんな事は無いと思っています。


うさぎ跳びを選択したお子さんの気持ちを考えて、尊重しつつ、

「でも実はこんな身体の動かし方もあるんだよ♪」

と、遊びの中で楽しく伝えていくのが、私達の役目かなと思っています。



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今回の記事について、読みにくい文章や分かりにくい内容や言葉など御座いましたら、お気軽にメッセージ下さい!


読みに来て下さり、誠にありがとうございました。


PTみやちゃんでした♪