ようやくホープ軒本舗に入ることができました。とはいいつつ、中のカウンター6席は一杯だったので、外の立ち食いカウンターです。すぐそばを都電が走っていくのは、ちょっと昭和っぽい。


ホープ軒は色々あるみたいだけど、wikiを見ると有名な野方ホープとは全然の店で、いわゆるホープ軒は、ホープ軒本舗から屋台を借りていた関係らしいです。職場の人にも閉店したんじゃ無いのと言われたり、ネットにも検索予測で『大塚ホープ軒 閉店』出てくるけど、ちゃんとやってますよ。


まずは最初に、チャーシューメン+味付け玉子1030円の食券を購入。麺大盛は無料なので、そちらのボタンも一緒に押しました。


店内は基本、作業服の職人が多くて、残りはチャンけいをはじめとした、くたびれたスーツ姿のオッサン。女性が入れる雰囲気ではなさそう。狭いけど人の回転は速い。みんな、サッと食ってサッと帰って行く。麺の固さは聞かれないので、こっちから言わないとダメみたい。


提供までは5分ほど。普通の器より気持ち大きめ、オリジナルの器で中華そばの登場。早速、味付け玉子から頂いたけど、玉子は普通のゆで玉子でちょっとガッカリ。チャーシューは大きなのが5枚ほど。流行りのトロトロしたものではなく、ハム的なチャーシューで、ややしょっぱい。荒削りな雰囲気。


スープはあっさりしてて、そこまでの濃厚な脂感は無い。軽く背脂チャッチャッ的。昔の屋台の中華そばを思わせる味です。ウェブで東京背脂豚骨醤油の始祖と謳ってますが、確かにこの味が元で今の東京豚骨ができたのかなとは思える味。


麺はちぢれの細麺。大盛なので麺量も多く、モヤシが入ってるので、米が無くても満腹感は十分。最後は少し飽きてきたので、シンプルに多めの胡椒と酢で味変させて頂きました。


ずっと立って食べてたら、なんか落ち着かなくて、疲れちゃった。やっぱりランチは座って食べたいです。


お支払いは最初に券売機で。85%の満腹でした。世界飯店はしばらくランチしないみたいなので、月曜日はムロマニでボクと握手‼︎


東京都豊島区北大塚2-14-8林ビル1F


ホープ軒本舗1935年の屋台創業から続く、昭和の空気感を今に残す中華そば店です。メニューは中華そばとチャーシュー麺のみ、製法も昭和の時代から徹底して変えず自家製麺を使用し、店内では卓上のコショウ、酢、そしてオリジナルスパイス「唐華」で味変を愉しみながら召し上がっていただけます。リンクhopeken-honpo.jp