実は母上は、音大を出て、昔はヤマハのピアノ講師でありました。
今は一応、自宅でもレッスンやってますが…生徒は0人です(-_-;
ま、諸事情により自宅でレッスンできないっていうのもありますが。


そんな母を持ったので、私は気がつくとピアノを習いに行っていました。教わっていたのは母上ではありませんが。
多分始めたのは4歳やと思う(20年前の今頃、ピアノ弾いてたんやなー)。バイエルはやらなかった。最初の方は絵本のような教則本。それからバーナム、ハノン、ツェルニー、ブルグミュラー、それが終わるとソナチネⅠ、ソナタⅠ。
バーナムやハノンは基礎練習と言うか、スケールでリズム違いや調違いが殆どでしたので、簡単で好きでした。
そう言えばツェルニーは苦手でした。ブルグミュラーやソナチネは曲を弾くので楽しかったな。
ピアノの教則本にも色んな種類があって、先生も選ぶのは大変なんだろうなぁと思います。
小学校の同級生は、女の子はほぼ全員ピアノ習ってましたね。今の子供はそうでないらしいですが。世相を反映して、英会話やダンスが多いのかな。


私も音楽の授業で、合唱の伴奏をしたことはありますが、文化発表会の合奏とかでは、ピアノはすごい競争率の高さで、学年で1人だけピアノを弾けるなんて、すんごい羨望でした。
中学校に上がると、みんな部活で忙しくなってレッスンやめてましたが、私は何となく続けていました。
ほんで、2年生の時に神戸新聞のピアノコンクールに出場してみて、勿論何となくっていう程度の私は入賞するわけもなく、そのままレッスンに行かず、これまたなんとなく辞めてしまいました(10年前の今頃、もうピアノは弾いていなかったでしょう)。
でも、中学生の時は、多分3年連続でクラス合唱の伴奏を努めたように思います。
中学の後半、合唱部にいましたが、こちらはあまり伴奏としてではなく、歌う方が多かった。


多分、私はピアノを弾いていたのは楽譜をなぞっていただけで、そして先生に注意されたところを直すだけで、結局自分の演奏はできていなかったと思います。
だから、結局ピアノを弾いていて、楽しかったのかな…。


実はピアノを習っていた頃は、ピアノに関してあまりいい思い出がないんですよね~…母上は自分がピアノ専攻だったから娘の指導には結構厳しい。
でも私はやる気ないし、才能もないし、ちっともうまく弾けなくて。
練習するのが嫌な日も多々ありました。母上に下手な演奏を聴かれると怒られるし…。
そして自分が弾けなくて四苦八苦しているところを人に聴かれるのも嫌です(未だに嫌なので、滅多に人前では練習しません。1人きりの時しか練習しません。アンサンブルの練習は、互いに聴くのが重要なので、進んで合わせますが)。


そんなこんなで中学生。半ばにはJ-POPをよく聴くようになり、お遊びでMr.Childrenの『Tomorrow never knows』を真似てみたり。それで「あれ、簡単に弾けるやん」と思い、初めてクラシック以外の音楽の世界が開けました。
ほぼ同時に、クラシックの正しさと言うか、やはり古くから続いている音楽はいいものが沢山あると気づき、J-POPの合間にピアノ、オーケストラ、弦楽をよく聴いていました。


それから高校に進学し、オーケストラ部があるというだけで選んだ高校で私はチェロを始めました。
ピアノは叩けば音が出ますが、自分で音の高さを決める弦楽器は今まで知らなかったことだらけ。
自分で楽器を持ち歩き、毎回調弦をして、弓を締める。
なんでチェロを選んだかって言うのは…体格が大きいのでこれくらいが妥当かなと。あと、音が自分の声に似てるような気がしたから。


(ピアニストの皆さんごめんなさい)
私が思うのは、ですけど、弦楽器は鍵盤楽器より弾き手の動きが反映されやすいように思います。
それと、弦楽器は4本の弦なので出せてもせいぜい1度に4音。それも滅多に出てこないし。1度に出す音が1つだけっていうのはピアノに比べて楽だった~!
右手と左手の動きはリンクしてるようなもんだし(^-^;いっぺんに右手と左手で違う動きをするピアノとは違う。


で、今はすっかりピアノから遠のいてしまった私ですが、それでもピアノをやっていて良かったと思うのは、
譜面が読めて、初見であまり困らないこと。
高校や大学の部活で、初めて楽器を触る人もいるわけです。
そういう人達は、学校の授業では楽譜を読む勉強をするけど、実践がないので、最初は読むのに時間がかかる。音符にドレミをつけてやっと読める。そして初見で弾けるようになるまでの時間も結構かかること。
それから、何となく体で感じ取っているんでしょうね~、ベース音が分かること。理論なんて勉強していませんが、時々大学の部活で編曲まがいのことをさせて貰っていました。
最後に、ピアノの醍醐味だと思うのですが、私が苦手な「左右の手で違う動きをする」「一度に複数の音を出すことができる」所以、小さいオーケストラで、小さい曲なら1人で低音から高音まで使って演奏できること。そういう面ではギターもいいなあと思います。


ピアノは、私の人生の中で、音楽という大きな世界へのステップでした。
今は更に腕が落ち、多分結婚式の伴奏もできるかどうか怪しいところですが、大人になった今、もう一度ピアノが弾けるようになっておこうかな、と思うのであります。
ジャズピアノは大好きだし!!


今日はだいぶ長くなってしまいました。明日は神戸国際音楽祭 に行く予定です。学生時代の仲間が出演するので。楽しみ~。