こんばんは

 
今日も暑くるしいバリ島ウブド 
エアコンのないわたしの家では
外のテラスの方がマシってなくらい
 
 
今朝、またしても
ひとり、ぎゃーぎゃー騒ぐはめに
 
このお嬢さんのおかげで
 
『なに?』
(そのぴろ〜んとした脚が大好物さ)
 
 
なんと、ちいさな鳥を一羽、
持ってきてくれちゃったのだ…
 
『疲れちゃって、ねむいよ〜』
 
咥えられた鳥さんはまだ動いてるし
ドロンジョさんは、
どうするつもりなのかは知らないけれど
とにかくわたしの部屋に一目散っ
 
 
『眠くて目が開かない〜』
(お嬢さん、顔が大変なことになってるわ)
 
迫り来るドロンジョさん
 
…わたしは部屋のドアをそっと
しかし素早く閉めることしかできなかった
 
その鳥さんをプレゼントされても
部屋で解体されても
どっちにしろ困るもの
 
 
『せっかくトリ持ってきたのに
  もう寝ちゃおっと』
 
部屋はガラス戸なので
『なんで閉めちゃうのっ?』
っていうドロンジョさんの顔が見える
 
でも、やっぱり、それだけは無理っ
 
 
一応あとで帰ってきた
ドロンジョさんを褒めておいたけど
 
ここはネコと人間、ココロはすれ違うのだ
 
『せっかく…』
その顔、ではなく
その丈夫な歯で鳥さんを召し上がったのね
 
やっぱりドロンジョさんったら
狩がお得意なんだろうね
 
トッケイの次は鳥…ここで終わりにしてくれ
 
 
とにかく寄生虫のクスリは効いたみたい
食欲、すっかり戻ったもんね(笑