こんにちは。
メンタルコーチゆかです。
ある人の話です。
職場の人間関係において、とても窮屈さを感じています。
受付のお仕事をしていて、お客様と担当者を取り次ぐ役目です。
お客様が多い日は、それを担当する係の人たちが忙しくなり、
取り次いだ時に『嫌な顔をされる』んだそうです。
『忙しいのに取り次ぎやがってと思われている』んだそうな。
そして、受付業務は基本的にその人ひとりのため、
トイレに行く時は空席になります。
その時は裏にいる従業員がお客様対応をするみたいなのですが、
席にいないと『あいつどこに行ってるんだ』と思われるから、
トイレを我慢している、とのこと。
聞いていると、なんだか本当に窮屈そうですね^^;
さて。
これを聞いてどう思われるでしょうか。
上記の話をお伺いした時に、その人が『思われている』という部分について
「そう言われたことがあるんですか？」と聞くと
「ない」とのこと。
そう。言われたことないんですね。
つまり、『忙しいのに取り次ぎやがった』とか『席外して何やってんだ』は
その人の推測です。
というか、もはや妄想です。
人は他人の表情や仕草から、その人の感情を読み取ります。
正確には読み取った気になります。
例えば、声をかけた時に、その人の眉根が少し寄っていた。
これに対して、
ある人は「私のことが嫌いなんだろうか」と取り
ある人は「体調悪いのかな」と取り
ある人は「変な表情の人だな」と取り・・・
タイミングや状況、自分の心の状態によって、様々です。
しかし、相手の表情や、その状況をどのように意味付けするか、
その一番の要素はその人の心の癖です。
上記の受付さんのお話に戻ると、
言われてもいないのにその人は「相手は自分のせいで不機嫌になった」と受け取りました。
「相手はこう思っているに違いない」というのを
疑ってみるところから始めませんか、とお話ししました。
本当にそう思われているんだろうか？
無意識でセットされている「受け取り方」のスイッチを変えるのは
まず自分がどんな心の癖を持っているかに気づくこと。
無意識でセットされている心の癖に気づくのは、
自分一人では難しいですが、
窮屈な状態を打破するきっかけになります。
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