ついに!退職したいと伝えてきた。

刑務所から刑期を終えるまでのカウントダウンが始まる。

そんな気分で書いている。

 

何かの役に立つかもしれないのでメモとして残しておこう。

 

わりと命削る行為だから何度もやることじゃないけど

言ったらすごい気持ちいい世界が待ってる!!!(ガチ)

 

 

これだけの内容で誰かに特定されたりするのかな。

いいや、もう気にしない・・・強くなれたから。何言ってるかわかんないけど。

てかそういう状況に追い込む方が悪いんだよ。色々伏せるから言論の自由だよ。

 

 

今日は、朝から緊張のせいでお腹が刺されたように痛くて、電車内も職場着いてからも

過去最高にお腹の調子が悪かった。

危なかったわ・・・。

 

 

顔に出さないようにしても、かなりの精神が摩耗されるのが退職宣言当日。

寒い上に体がこわばり、青い静脈が浮き出ている。

言いにくい上司ならなおさらだ。

 

 

私はこれまで上司から何度も「あなたは一人前とは言えない」「正社員は難しい」などの

叱責しかない面談(説教)を受けて来た。どんなに真面目に取り組んでも

褒められることは一瞬たりともない。

雑談はゼロに等しく、名前・性別・子供がいるっぽい、の他に知りうる情報はないのだ。

そういえば、同じ部署内の先輩たちも名前と性別しか知らない。

というか、話そうともしない。

この人たちは朝の挨拶も思い切り無視することがザラだ。

 

 

 

ね?狂ってるでしょ?

 

 

 

これが常識の世界では、私が非常識な人間になる。

ただ、部署によってだいぶ違いはある。

あたたかい部署もあるのは勿論わかってる。

やばい部署に当たると本当に切られてしまうのだ。

 

しかも、

自分の名前調べたら勤務中なのに退職日付が入っているデータも見つけてしまったの。

そんなの聞いてない。

しかもみんなが見られる状態になってた。他の人の分も見えちゃった。これはチクりたいの。

 

 

どうせいらない人間なんだろう?

退職の話なんて

 

 

3秒で片付けてやるぜ。

 

 

用意したテンプレートの退職願を強く握りしめ

退職理由を脳内リハーサルしながらアポを取っていた時間を待つ。

 

来た!

 

 

「ーで、なんでしょう。」

 

 

『近頃、体調不良が続いている中で

だましだまし仕事を続けてまいりました。

医者にかかったところ、いつおかしくないと言われ、

大変申し訳ありませんが退職したいと思っています。

治療に専念したいと思っています』

(ここまでテンプレ。丁寧かよ。はああ昨日検索しといたやつ!!言えてよかったわぁぁ・・・)

 

「(キョトン顔) そう・・・・です・・・か・・・急な話なので、色々調整をしないとなんですが」

 

 

ん???キョトン顔とは・・・

 

 

そこから予想外の展開にもつれ込む。

 

「体調不良ってなんの病気?」

「どんな症状?今日昼ご飯食べてたよね?」

「具合が悪くて突然医者に行ったりとか、見受けられなかったが」

「診断書は出ている?」

「休職は考えたのか?」

「この部署が忙しいからか?誰か社員に気遣ってもらっていたか?」

・・・

 

 

 

 

おいおいおい

引き留めてくんじゃんよおお!!!(柄悪)

 

 

 

 

秒で終わると思ってたのに待ってくれよ。は?????

適当なラリー続けていたら

第三者の評価が必要になるから一旦預かる、次は上と話すとか

ほざき始めたので、ちょっと雲行きが怪しい。

どこまで責任逃れしたいのか。

 

これは演技だと思う?

私の中の私に語りかけてみる。

 

しかし、ここまでのやり取りで察した。

 

 

 

この人、私が辞めるって思いもしなかったんだなあ。

 

 

 

その瞬間、フラッシュバックした優しき先輩の記憶。

私が来て間もない頃、その先輩は唯一仕事を教えてくれた。

思いやりがあり、社歴もとても長いベテランだった。

その人しか知らないような知識もあったが、パワハラのターゲットにされているのは

来てすぐわかった。その光景から学んだことは、仕事の出来・不出来に関わらず

「なんか気に入らない」という理由だけで辞めるしかないところまで精神を潰されるということ。

そして、パワハラをする本人は全く自覚がないこと。

 

ベテラン離脱の穴は未だに埋められていない。

辞めてから存在の大きさを知り、「言い方がきつかったかなあ」などと供述している。

これは悲劇的な事件でしかない。

 

ちなみに、その先輩は退職後、

ムーミンバレーパークで笑顔で過ごしているのを発見されたのだ!

社内の人間が目撃したようだ。

今まで見たことない笑顔で友人たちとアハハ!って楽しく過ごしていたらしい。

楽しそうすぎて話しかけられなかった、とか最強すぎて爆笑こらえるの必死だった。

絶対幸せしかないじゃん。

 

早くそうなりたい!!!

 

そんな世界を夢想しつつ

うまくいきますように。