利害関係のない第三者に相談したら
だいぶ気持ちが楽になった。
これまでも就活でお世話になっている人だ。
今後のヒントを見つけるために、仕事内容の棚卸しをして、良かったこと、辛かったこと等を振り返ろう。時間をかけて動いておこう的な話になった。

漠然とした不安があるけど、
マイペースにやろう。
てかしばらく無職で行こうかな〜〜〜


そんな中、最近、大原扁理さんの本を読んだ。面白くて心が軽くなった。「年収90万円で東京ハッピーライフ」というタイトル。タイトルがなんかもう、すごい胡散臭いが、お金の話メインではなく、自分の生き方を貫いた哲学書のようである。この人の考え方は、現代の日本では狂った価値観と揶揄する人も多いと思う。お一人様専用本といったところでもあるので、無理な人は本当に無理な世界。

しかし、この方の濃縮された哲学には脱帽しかなく、死にたい時、思いとどまるのに即効性がある内容だ。そういう本だと感じる。ちなみに、宗教的な類のものではない。もはや達観した僧侶のイメージが湧く。

昔、著者の大原さんがテレビで私生活を公開しているのを偶然見たとき、なんだこの人、お金ないのにやたら幸福度高そうなのはなんなの?朝スコーン焼いてるしおしゃれかよ…そして野草も茹でるのかよ、と思っていた。ついこの間、久々にまたテレビに映っているのを観た。
生きてたんだ。

私も雑に走るんじゃなくて
立ち止まって極限まで自分と向き合いたい。



余談

ここまで書いちゃったけど、
ブログで本の紹介するの抵抗ある。
絶対やらないようにしようと思うくらい。
この人のはエッセイだからセーフかな。
「誰かに小説を紹介された時に、小説はその人の思想を写し出すものだから、その人自体を嫌いになってしまった」という話を身近で聞いたことがある。
好きな作家言っただけでめっちゃ損するの可哀想すぎて怖くなって笑った(感情が大渋滞)
なんかわかるわ。
あと、勝手に語り出す人はなんか痛いな、と思っちゃう。思想の暴挙に等しい。
本の話題はかなり繊細な分野だと思う。
新書とか話題の本の方がまだ共有しやすいかもしれない。お互い共感できれば話に花が咲きそうだよね。