スタハチ

その昔、刑事スタスキー&ハッチ というアメリカの刑事物ドラマが好きだった。

1977/12～1981/1までTBSで放送していた。



舞台は凶悪犯罪で荒れるロサンゼルス。カーアクション&ガンプレイそして

テンポのよいスタさんとハチさんの漫才のようなかけあい。

スタスキーの声は下条アトム、ハッチは高岡健二が吹替えていた。

そして、お互いを「スタさん」「ハチさん」とやじきたのように呼びあう。

話が派手なのに、二人の刑事があまりバタバタせずに瓢々と話している。

不思議に魅かれました。

アメリカのアクションドラマなのに、友情がテーマになっていて

ほっとするところがあったように覚えている。


そしてこれが、彼らが乗っていたフォードトリノ!

この派手さ! カラーリングが気に入っていた。

オープニングの映像でこのトリノが、助手席のドアを開けたまま

ゆっくりと坂を下ってきて、ハッチがそのドアの後ろを車のスピードにあわせて

ガンを構えながら歩いていたシーンが好きだった。

ロサンゼルスっぽく感じてしまった。

昔は、スカイラインクーペなんかをこんなカラーリングにしたら似合うなあなんて

思っていたが、そのころはまだ免許も取れる年ではなかった。

でもアメ車が好きで、よく本やカタログなんか集めていた。


その後では、マイアミバイスもよく見た。

マイアミバイスのほうが、舞台もマイアミで断然おしゃれで洗練された内容だったが、

麻薬の話が多くて、スタイリッシュさばかりを追い求めていた演出が共感しにくかった。


やはり好きなのは、スタハチの方だな。