皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?
 
今回はあるドラマを見た感想です。最後までお付き合いいただけると嬉しいです☺️
 
それでは早速本題に入りましょう。
 
そのドラマは
 
「ウヨンウ弁護士は天才肌」
 
です。
 
今回はそのうちの第9話を取り上げてお話をしていきます。
 
 
まず、全体のあらすじは、「自閉症のある弁護士ウ・ヨンウが様々な裁判をその斬新なアイディアで勝ち抜いていく」というものです。
 
 
続いて第9話のあらすじです。
 
以下はネタバレを含む可能性があります。それでも大丈夫という方だけ、お進みください。
 
 
 
 
 
 
 
第9話は小学校に塾のバスが迎えにきているシーンからスタートします。塾(ムジン学院)のバスに乗り込んだ小学生たち12人を待っていたのは、「子ども解放軍」を名乗る青年パン・グッポン。彼は「塾に行く代わりに遊びたくない人はこのバスから降りろ!」と言ったあと、自己紹介をし「子どもたち、遊ぼ〜う!!」と叫びます。
 
しかし子どもたちが楽しく遊んでいる間、誘拐事件として警察に通報されます。
そしてウ・ヨンウを担当弁護士として裁判が始まるのですが…
 
 
 
 
 
という内容です。
 
この話を見て感じたのは、韓国の教育状況の過酷さです。
 
ドラマでも描かれている通り、子どもたちは幼少期から学校の後に夜遅くまで塾に通わせられ、常に優秀であることを求められます。
特にこのムジン学院に通っていたのは、かなりの富裕家庭であり、子どもを医者にしたいと考えているような親が大半です(このドラマに限った話ではなく、実際にもそのような感じだと聞いたことがあります)。
 
私は9年ほど韓国ドラマを見続けています。その中でも教育の分野に関心があるため、今回のように教育に関する話は特に注目して見ています。
それを踏まえて今回の話を見直すと、ドラマであるため誇張や脚色はあるかもしれませんが、最も問題点を浮き彫りに、わかりやすく描いていると感じました。
 
韓国の教育問題について、ここでどうこうと触れることは控えておきますが、ドラマの感想と絡めて私の感じたことを書いていきます。
 
1つ目は、教育界の現状・問題点です。
韓国に限らず、中国や日本も学歴社会、学歴戦争という言葉が聞かれています。さらには学校内でのいじめ、ハラスメント。そしてそのようなことを原因とする不登校など学生側だけでも問題はつきません。しかし、教員の視点から見てみれば仕事量の多さ、教員の人手不足、さらには目まぐるしく変わる現代で増える教育上の負担とこちらも問題を抱えていることがわかります。
もちろん、教育は必要ですし、学校という場所も間違いなく必要です。しかし、その場所に適応できなかった人を排除するだけでは問題は解決しません。日本国内でも、これが問題なのだと認識し、正面から向き合って対応をしていく必要があると思います。
 
2つ目は、子どもの視点です。
私は現在、子どもに関わるボランティアをしています。前にも似たような活動をしたことはありますが、やはり指導者という立場は難しいと感じている日々です。今やっている活動について「教育」という呼び名を使うことが適切であるかは分かりませんが、個人的には十分その要素もあると感じています。そして学校とは違う場で違う関わり方ができることの重要性を痛感しています。
私は今まで興味はありながらもそのような関わりを持ったことが無かったため、子供達への声かけ一つにも迷ってしまいます。もちろん経験が浅い私に大きな責任が伴うことは少ないとは思います。しかし、子どもたちからみれば「プロ」「指導者」という立場に変わりはありません。「自分もわかっていないのに指示を出してしまって良いのだろうか」私の中にはこのような疑問がありますが、子どもたちが頼ってきてくれた時にうまく答えを返せず、「こんな対応で良かったのか」と反省(というよりも後悔)を重ねています。
前置きが長くなってしまいましたが、このように悶々としている自分には、パン・グッポンの「子どもの解放のため!」と言って(方法が問題でしたが)全力で子どもたちのことを考え、動き、遊んでいる姿が響きました。そして「子どもたちにとっても本当にこういう人がいたら嬉しいだろうな」「こういう存在が一人いれば変わるかもしれない」と感じました。なかなかそうすることができませんが、指導者になって経験も浅く、まだ年も子どもたちと近い今だからこそ、パン・グッポンのような関わり方をしてみるのも良いのかもしれないと思いました。
 
 
以上です!まとまりのない記事となってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございます!
もし指導経験のある方がこの記事を読んでいらっしゃったら、ぜひアドバイスなどいただけると幸いです。
 
それでは、また次の記事でお会いしましょう👋