コーチの成長(自論) | ELITUS BLOG

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先日コーチの在り方について自論ですが述べさせて頂きました。

今回はコーチの成長についてです。
これももちろん自論です。


僕は今年で30歳になります。
コーチを始めたのは
18歳の大学1年生の時

その頃は、僕自身が愛知県内でも当時4強と言われていた高校に入っていたこともあり、その経験から現役時代の練習を中学生にもやらせ、それがうまくいき、弱かったチームが名古屋市でもベスト16に入るまで成長しました。

正直嬉しかったです。

自分には教える才能があると思いました。

次の年。。。

前年と同じように現役時代の練習

なかなか成績は振るいませんでした。

また次の年。。。

現役時代の練習

結果はさほど変わりません

今思えばあの頃の僕は

自分に教える才能があると勘違いをし

試合に勝つことにこだわり

そして1番目を向けなければならない生徒の心に気付かず

若さだけで築き上げられた生徒との信頼関係にうぬぼれ

生徒よりも指導者の方が立場が上だと勘違いをしていました。

最低のコーチです

あの頃僕についてきてくれた生徒には本当に申し訳ない。

ここで謝るのもおかしな話ですが。。。

どんなスポーツでも

どんな学校でも

どんな仕事でも

教える立場の人間はいます

教える側は

自分の経験から1番イイと思う事を

相手に伝えます。

悪いことではありません

でも時に

相手の行動から気づく

相手の考えから気づく

相手の言葉から気づく

これらによって考え方を変える時

それは教える側の成長といえるのではないか

全部がそうだとはいいません。

礼儀であったり

人に対する心であったり

人として、組織として

守らなければならない事はあります


僕はバスケットの指導を通して

考え方の柔軟性を学びました

年を取ると段々と考え方が凝り固まって新しい発見ができなくなる

とよく言われますが

年を重ねると考え方が柔軟でなくなるのではなく

年を重ねると学ぶ気がなくなる

自分よりも年下が多くなり

聞く耳を持たなくなるから

コーチの成長は

学び続けること

年齢差関係なく

貪欲に学べるかどうか


なんのために?

全ては今慕ってくれている生徒のために

コーチとは

永遠に生徒なのかもしれませんね














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