スターターモーターの交換 | NOC こーべー釣行記録

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本土西の果て長崎からの釣行記録です。自然に逆らわず出来る釣りを楽しんでます。

トレーラブルボートの記事が多いかな。

天気予報では本日はベタ凪。

ホームへGOです。


と言いたいところですが船外機が壊れているのでこの修理をやってました。

スターターモーターが回らない



昼間は暑いので朝マズメからの作業。
こんな日はベイトも沢山居て真鯛のボイルも沢山出ているんだろうな。。。

愚痴りながら作業します。

スターターモーターはまるまる取りましたので交換するだけです。

フライホイールカバーを外します。
この状態でロープスタートをやってみようと思ってましたがケーブルがプーリーに当たっている。。。
ケーブルはもともとはフライホイールカバーの上を通っています。

ケーブルが当たらないように固定する方法を考えないと。。。
面倒い。今日はロープスタートはやめ(笑)


電源端子と固定しているパイプの支持金具みたいなのを外す。

あとはソケットを置いているところのボルト2本を外すとモーターは外れました。
エアーフィルター外さないと支持金具は外せません。

新旧比較
型番が若干違う。

フランジ部にはグリス。塗っておきます。
サービスマニュアルには塗れっては書いてなかったけど。

外した時と逆の手順で組み付ける。
ケーブル端子を付けてフライホイールカバーを付ける

試運転〜
元気良くスターターモーターが回り一発で掛かりました〜
修理完了〜。

ついでに燃料ホースも替えました。

ニギニギするところのヒビが酷くなってきたので念の為交換。

ホース自体も固くなってました。
新しいのは良く曲がる。

ホースを切ってガソリンを抜く。

チャッキ弁が入っているのでバラバラに切ってそれぞれのガソリンを抜きます。ガソリンが気化したらゴミ箱へ。

これで次の週末は釣りに行ける(笑)



あとはトラブルの真因が判らないと不安なのでスターターモーターバラしてみる。



ブラシの削りカスがようけ付いとる。











原因はこれかな1、2のブラシが固着して動かない。

ギア周りもバラしてみる。





取り敢えず洗浄。
水道水とパーツクリーナで洗浄しました。

アーマチャーは紙ヤスリで磨く。
回転方向にキズが沢山ついてる。。。

サービスマニュアルに従ってアーマチャのチェック


そんなに削れていない。
導通も問題無しです。

ブラシ周りも

これもまだ半分も削れていない。

導通も問題無しです。


あとギアは傷無く歯面の当たりもキレイでした。



ということでトラブルの原因はブラシの固着かな。

ブラシは洗浄しても動かない。

ペンチで挟んだりしてやっと動いたけどスプリングの力だけでは元には戻らず。


取り敢えずブラシアッシーは手配して動くようにして予備にするつもり。

今日ブラシアッシーは矢上船舶さんに持っていきました。

手配する時に現物が有ったほうが良いだろうから。



5年でこんな状態だから3年位で定期的にバラしたほうが良いかな。



ブラシアッシー以外を仮組み


この状態で保管〜



あとご存じの方居れば教えて欲しいのですが。。。

その1
アーマチャーはこんなに回転方向にキズが付くものでしょうか?
産業用のモーターをバラしたことあるのですがこんなキズが付いてたような覚えが無く。
ブラシとの接触面積が減ってるから再使用不可なのかな。。。

その2
アーマチャの鉄の部分にこんなキズが有ったのですがこれなんでしょう?
回転方向のキズではないので初めから付いてたのかな。
メーカーが回転バランスを測定してバランス調整の為に削っているのですかね???

その3 最後。
スターターモーター単体で動作確認ってやれますかね。
モーターに使用されているケーブルが太くてバッテリーターミナルにちょん付けはちと怖くて。
船外機に取り付けてからですかね。。。