はぁ。。。
終わりましたねぇ〜。
お国と山三の想いも互いに深く繋がれて、よかったよかった。
初日から回を重ねるごとに、お客さまが増えていった印象で、私のお客さまでも「もう一度観たい」とリピートしてくださった方もあり、
千穐楽は、一番の盛り上がりでした。
笑いと拍手でお客さまも演出効果を高めてくださり、お客さまとともに作品が成長し、完成したような想いで1回1回、空間をキャスト一同味わっていました。
初日と千穐楽を見比べたい。
どちらもみな一丸となって、お客さまも暖かく、良いものがお届けできたと思っていますが、やはりナマモノ。
どちらが良いかの判断は、客席から見ないとわかりませんので、とても観てみたくなります。
華を添えてくれた一座のみんな
お梅(おうめ) 浅井ひとみさん
西川瑞弥として振付も担当してくださいました。
歩き方や姿勢、扇子の持ち方、去り際の見せ方、そして、和物メイクの手順まで、多くのことを教わりました。
ひとみさんには、感謝さしてもしきれません。
お国を精神的なところから一番支えてくださった恩師です!
和装での立ち回りもカッコよかったですよね!
生まれ変われたら、殺陣をもっと若くから勉強したいなと強く憧れました
お紅(おこう) 山田かなさん
「パーカッ!」と腹の底から、不適な笑い声で去っていく美男砦の盗賊たちに浴びせかける気の強いお紅。
大衆演劇で活躍されているだけあって、楽屋内でも手際よく行い、不慣れな私をさりげなくサポートしてくださいました。
歳も同い年で、一座にいてくれているだけでもホッとさせてくれる存在でした。
お雪(おゆき) 河本はるかちゃん
「かっぱちゃんと呼んでください」とご挨拶してくださった親しみあるキャラで、稽古中は鏡越しに何度も舞いの形を確認される努力家。
気遣いも行き届いていて、私が見直すべき要素を彼女はしっかり持っているしっかりさん。
舞台上で、とても映えていて、私は彼女の舞の動きがとても大きく好きでした。
お杏(おきょう) 万姫(まき)ちゃん
かっぱちゃんの後輩だそうですが、今回かっぱちゃんを一座に推薦してくれたのは、この姫さまです。
舞の動きは滑らかで、おっとりなところやお杏として六之助にすぐ目がハートになっちゃうなど、一座の女たちの個性をより粒立てくれていました。
人懐こい性格で、稽古場での緊張を幾度もほぐしてくれたまきちゃんでした。
この四人四色な一座をもって、お国は一層人気を博したのは言うまでもありません。
もちろ前田耕陽さんが演じた三十郎の貢献度は高く、お国の父で座頭の小村三右衛門役の丹羽貞仁さんも、改めてみなさまにご報告したく思います。
もちろん室さんも。
あの長い髪のかつらがあんなに似合う方を私は存じませぬ。
そして、あの立ち回り、助けにきてくれたとき、完全に惚れ直しちゃいますよねー。
でも、また別れがあると思うとやはり国は切ないですよ。
「どうせまた、すぐにおらぬようになるお方を、いつまでも頼りにしていても仕方あるまい」
と皮肉も出ますよねー。
よね、よねー。
※※※
【今後の出演情報】
7/20(土)18:00オープン
秋山エリサの
プライベートライブ「夏祭り」開催決定!
夏祭りライブへのアクセス