先週のハートネットTVは、田嶋陽子さんの人生の転換点に焦点を当てて人生を振り返る番組でした。

 

 

NHK Eテレ 7月29日(火)放送分(8月5日(火)20:29配信終了予定)

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EテレはTVerで見逃しを配信しているときがあって、これもそうでした。

 

もう何日か見られます。

 

 

 

田嶋さんは84歳、戦前の生まれなんですよね。

 

それで大学院に行って研究者になるというのは、環境に恵まれた部分はありますが、時代からいってものすごい努力も気力も必要だったことでしょう。

 

 

英文学に発展途上だった女性学の視点を取り入れるようにしたことで、女性学も研究。

 

国会議員も、書も、ダンスも、シャンソンも、何でも挑戦。

 

 

 

厳しく育てたお母様の基準は、当時の絶対の価値観により結婚できるかどうかだったようです。

 

お母さま自身は字が書けずに結婚してから夫に教わったのだそう。

 

小学校に行っていたら字を書けるようになっていると思っていたのですが、字が書けるようにはならないのか、例えば仮名は読めるけれど漢字は読み書きできないなどの場合もあり得ます。

 

裕福な家に生まれて育っていても、女性だから教育は受けさせてもらえない。

 

 

 

番組と同じようなインタビューもあります。

 

 

 

『文春』のは結構長めのしっかりしたインタビューをしてて、読みごたえがあります。

2019年末のもの。

 

 

 

 

 

公式サイトもある。

 

 

 

 

今、女性の人権ということが社会的課題としてようやく認知されるようになって、田嶋さんの80年代からの活躍が再び注目されていますね。

 

 

本も何冊も出されているので、読んでみたいなと思っていて。

 

90年代から00年代半ばまでのコンスタントな出版と、20年代になってからのリバイバルブーム的な共著や過去著作の新版や文庫化があります。

 

 

 

 

ものすごい藪漕ぎだったと思うけれど、今になって以前のテレビでの発言を思い出す人もいるようで、道を示してくれていたんだなと思います。

 

雑誌のインタビューでも、種を蒔けたのかなっていってました。