東京消防庁には映像通報システムというのがあって、「Live119」というそうです。
それを使って、実際に救命された事例があり、感謝状が贈られたとのこと。
スマートフォンのカメラ機能を使って、現場の映像をリアルタイムで消防の指令室に送るシステムだそう。
指令室が119番通報を受理
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職員が必要と判断した際(音声通話だけでは状況把握が難しい場合など)に、通報者のスマートフォンにURLが記載されたショートメッセージを送る
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通報者がそのURLにアクセスすると、現場の映像がリアルタイムで指令室に送られる
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救急車が到着するまでの間、指令室の職員が映像を確認しながら、通報者に具体的な応急処置の方法などを指示できる
ただ、通りがかりの知らない人が単に撮影しているだけと勘違いする可能性があるということで(今回もあったっぽい)、やはり普及は課題ですね。
2年前にもニュースになったのがあって、このときは65の消防本部で活用されているとありました。
2024年5月では145に増えています。
前に書いたような気がすると思ったら、そっちは警察庁の同様のもので、110番の映像通報システムでした。
そりゃ両方とも必要ですね。