Esperoの長兄のチョンスさんは、一度入った大学を辞めて、音大を受験した組です。
卒業時には最優秀学生として、いろんな音大から成績優秀者が出演する朝鮮日報新人音楽会(Chosunibo Debut Concert)に出ました。
2022年はその第85回で、21大学から38名が出演したそう(概要欄その他より)。
声楽だけではなく、楽器の人もいました。
허천수(한국예술종합학교 테너)채동선「그리워」
(ホ・チョンス(韓国芸術総合学校 テナー) チェ・ドンソン「恋しい」)
チェ・ドンソンの「恋しい」は、作曲がチェ・ドンソンさんで、歌詞は複数あるそうです。
時代の趨勢により禁止されたりしたことがあるそう。
本人も歌っていたとのことです。
曲の長さは3分で、長くはありません。
歌った後に簡単なインタビュー(質問3つ)が入っています。
最初の演者紹介のところに、それまでに出演したイベントが3つ書いてありました。
①한국에술종합교 정기 오페라〈L'elisir d'Amore〉출연(2019年5月)
(韓国芸術総合学校 定期オペラ〈愛の妙薬〉出演)
L'elisir d'Amore:伊の作曲家ガエターノ・ドニゼッティの全2幕の伊語オペラ
メイン4名(主役カップル:テノール、ソプラノに+バリトン、バス)+脇役(ソプラノ)+合唱
YouTube、何でも置いてあるなぁ。
飛べば見られます
B組1回目公演
B組2回目公演
A~Cまで、それぞれ2回ずつ公演があったっぽいです。
チョンスさんはB組の主役カップルのテノールのネモリーノ役です。
22年2月卒業(27歳)ということは、2019年5月って2年生かなと思ったのですが。
以前にラジオ番組で、英語系で大学に1年行って辞めて、兵役に行って、1年準備をして大学で声楽を学び始めたのが2016年ということでした。
ということは4年生かもしれません。
メインキャストならその可能性の方が高いのかな。
この人もまたどこかで2年さらにかかっているようです。
院卒の可能性もあるのかも
②예술의전당 소극상 오페라〈김부장의 중음〉김승현 역 출연(2021年4月)
((第19回)韓国小劇場 オペラ フェスティバル〈金部長の死〉キム・スンヒョン役出演)
このイベントでは、5つのオペラすべてが韓国語で上演されたそう。
そのうち3作品が創作オペラとのこと。
「金部長の死」は3回上演されていて、キム・スンヒョン役はダブルキャスト、チョンスさんはBチームかと。
再生したところで出てくる右側の写真がチョンスさんです。
公演案内の記録
音大の学生の割引はなるほどと思いました。
面白いのはタイトルに引っ掛けて「部長」の人は半額だとあったことです。
オペラ「金部長の死」再演までの流れなどの解説記事
このときの「金部長の死」の両パターンの公演評
どういう風に組まれたイベントなのかとか全然わからなかったですが、出演者は学生というよりはもっと上の年齢層の人が多かったです。
登場人物は9人(内子ども1人)いて、チョンスさんの役は金部長の息子のようです。
この息子の子ども時代ないし金部長の子ども時代が子役かと思われます。
役柄としては下から2番目に書いてありました。
제19회 "한국소극장오페라축제" 90일간의 여정 (2021.4.6-4.25) | with소프라노 조수미님의 인사말(第19回「韓国小劇場オペラフェスティバル」90日間の旅(2021.4.6-4.25)| withソプラノ助手のご挨拶)
3:25からが各作品を紹介しています。
最初が「金部長の死」で、チョンスさんの歌声は判別できませんが、色を抜いた髪を立てて(鬘か)、Tシャツ姿なのがそうです。
最後に並んで挨拶のときは左から3人目。
チラッとですね。
③2021 크누아 오페라 정기공연〈Cosi fun Tutte〉출연(2021年9月)
(2021クヌアオペラ定期公演〈コジ・ファン・トゥッテ〉出演)
モーツァルト&ダ・ポンテによる伊語オペラで、2幕もの。
登場人物は6人で、男女半々ずつ(男性はテノール、バリトン、バスが1名ずつ)、重唱が多い。
韓国芸術総合学校 校内展示のところにあった公演案内
水原の京畿アートセンター大劇場で3公演あり、チョンスさんは2公演目のフェランド役(テノールの配役)でした。
12月6日にEsperoのデビューの予告(写真付き)、20日にデビュー、30日に上がった記事。
周辺取材とか行われたのかな。
クロスオーバーグループエスペロ(Espero)のテナー・ホチョンスの過去履歴が公開され、注目を集めた。
去る20日歌謡界に出射票を投じたエスペロ(ナム・ヒョングン、ホ・チョンス、ケンジ、イム・ヒョンジン)メンバー ホ・チョンスは一般大学英文科に入学したが声楽の夢を成し遂げるために自退後1年ぶりに韓国芸術総合学校(ハン・イェジョン)に入学ある声楽人材として知られた。
特に、ホチョンスは先に全国21の音楽大学の推薦で選抜された実技最優秀学生たちが参加する「第85回新人音楽会」にハン・イェジョン代表として出演、チェ・ドンソンの「恋しい」を完璧な発声と歌唱力で声楽人材の格別の底力を明らかにしたことがある。(略)