島倉千代子さんの「人生いろいろ音譜」(1987年)について。

 

 

 

サビの歌詞の、男性だけじゃなくて女性だって花咲くのよっていうのは、私の感覚ではなんでなんだろうって思っていたけれど、もっと上の世代には響いたのかもしれないと、つい最近気が付いたので。

 

 

もはやこの曲がリリースされた当時とは違って、性別は2つだけなのかとかいろいろ考えることがあるわけです。

 

 

 

改めて歌詞を読むと歌い出しからすごい言葉でした。

 

でも中高年女性への応援歌というか、女性は若くなければ存在価値がないみたいな扱いに対する歌だったんですね。

 

若くても扱いがよくないですけど。

 

 

今でさえ女性の扱いがひどいことが多々ある中で、当時の中高年女性がそれまでどんな立場や環境に置かれていたか、ようやく思いを馳せるようになり、自分の中でのこの歌の位置づけが変わりました。

 

そこが支持されたのだと、自分がその場所まで来て知る。

 

 

子どもの頃ってミソジニーとか全然気が付いてなくて、兄弟に異性がいたら違ったかもしれないけれど、今頃になって世の中のいろんな出来事に嫌になっている。