昨日の記事の続きです。

 

銀座「ロレックス」強盗事件の犯人たちの逃走や逮捕の様子が一般人によって撮影されていて、TwitterのみならずTikTokなど複数のSNSで拡散されています。

 

そして、その中で1人の男が複数人の警察官に取り押さえられ、「痛いです、やめてください」と叫んでいるんですね。

 

この映像について、ラッパーの金城行虎氏が一言申しました。

 

「これTikTokで流れてきたが、確かに強盗は良くない事だが、犯人も人権は有るぞ。こう言う投稿をすれば恐らく、やった方が悪いとか言う奴いるけど、自分に置き換えてくれ」

 

当然のように以下の批判の声が。

 

「それ以上のことをやったんだから、やられても仕方ない」

 

「これは強盗した方が悪いと思うよ」

 

さらに金城は反論。

 

「昨日のツイート記事に書かれてて賛否両論あるだろうが、俺は本当にそう思った。皆んながそうだから同じ意見とかダサい事すんなよ。俺は俺のまま生きるぜ。思うのは自由だが、やられた方の気持ちも考えろよ。もしお前の家族がやられたとしたら、同じ事言えるのかって話だよ」

 

この陳腐な表現が溢れた文章には笑ってしまいますね。

 

それはいいとして、たとえば、岸田首相襲撃事件のときも犯人は警官たちにきつく取り押さえられていましたが、金城氏はあれも犯人が可哀相だと思ったのでしょうか。

 

大体、取り押さえるわけですから、人権に配慮して手足が自由に動くように緩く押さえつけることなんかできるはずがないでしょう。

 

下手をすると逃げられたり、反撃されます。

 

それに、「痛いです、やめてください」という言葉は、後で裁判になったときに有利になるから、そういえって支持されてる可能性が高いのです。

 

ただし、確かに犯人や容疑者、不審者に対する行き過ぎは確かに存在しますし、厳しい監視が必要なことも事実です。

 

アメリカでは、交通違反の取り締まり中に逮捕された黒人男性が3日後に死亡しています。

 

その死因が複数の警官による殴打。

 

幸いこれも動画に取られていて、証拠となり、関係して警官5人は解雇されました。

 

また、別の黒人男性も不当逮捕された際に、地面に押さえ付けられ、長時間呼吸ができない状態に置かれたために亡くなっています(当然動画が取られていました)。

 

アメリカだからと思うかも知れませんが、フランスも負けていません。

 

ある音楽スタジオで、黒人男性(まただ)が警察官4人から暴行を受けたとして、告訴し捜査が行われました(ここでも動画が証拠)。

 

当該警察官4人は職務停止処分となっていますが、警察官労働組合はこれに抗議しました。

 

その上、フランスでは国会で警察官の撮影禁止法案が審議中です。

 

要するに警察官の顔や身体的特徴など個人特定につながる映像を悪意を持って撮影、拡散させる行為が犯罪になるわけです。

 

これははっきりとした「表現の自由の制限」ですが、フランスですからねえ、そのくらいのことをしても不思議はありません。

 

話がそれましたが、日本でも、ここまでではないにしても、警官の行き過ぎはあると思います。+

 

特に横柄な職務質問や大阪の刑事の言葉づかいが問題になっています。

 

しかし、普通の逮捕を見て、犯人の人権を考えろというのは、目立ちたいがために、優しさを装っているだけとしか思えません。

 

では

 

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